見た目は少しお高そう…と何となく遠巻きに見ていた、しゃぶしゃぶのお店。しかし思ったよりお手頃にランチが頂けると知り、平日のお昼に予約して行ってきました。

「なべ家　和元」。

佐賀市大和町尼寺。国道263号を「石井桶」交差点から「多布施川河畔公園」へと続く坂を上る途中、右手にあります。

靴を脱いで店内にあがります。全て個室ですが、最大70人収容の宴会スペースもあるそうです。

中は広く掘りごたつになっていて、子ども用の椅子の貸し出しもありました。

ランチメニューはこちら。

ランチはしゃぶしゃぶのみで、ディナーはすき焼き、薬膳鍋などもあります。

まず「ランチ内容」から肉の種類を選びます。牛、豚、鶏があり、牛は2,000円越えますが豚、鶏だと1,000円台！九州産、鹿児島産、佐賀県太良町産など、地域性のある食材が揃っています。今回は初めて見て気になった「梅山豚(メイシャントン)しゃぶランチ」をチョイス。“幻の最高級豚”のフレーズにも惹かれました。

そしてスープの種類、〆の種類も合わせて注文します。〆はご飯、雑炊、うどん、生ラーメンから選べます。

肉本来の甘さをシンプルに味わえる！タレや味変用も充実。

出汁は「基本 あっさり和風しゃぶスープ」を選択。並々と鍋に継がれるスープは輝く黄金色。昆布とかつおの良い香り！

タレはポン酢とピーナッツの2種類。そして、味変用の柚子胡椒と完熟梅酢も。

セットの野菜盛りが来ました。こちらは3人前。薄くスライスされたゴボウ、これがまた良い味を出すんですよね。

そして、来ました！美しい肉盛り。手前が梅山豚、奥が黒豚です。梅山豚はバラ、黒豚はロースなので脂身の量が違います。

クタクタのなった野菜からもいい出汁が出ています。軽くゆらゆらと浸して…

まずはポン酢ダレで。食べる前からわかる、間違いなく美味しい！お肉はとにかく“甘い”。そして柔らかい！酸味のあるタレを纏うと、また肉の甘みが引き立ちます。薄切りですが長めにカットされているので、1枚1枚、口いっぱいに頬張ることができます。贅沢！

ピーナッツダレ、珍しいですよね。ごまダレのような感じかな？と実食。確かにごまダレと似ていますが、香ばしさが際立つのはピーナッツかも。どちらかというとパンやお菓子だったり甘いものに合うイメージでしたが、お肉と一緒に食べるのがこんなに美味しいとは。

〆はうどんにしました。ボリュームたっぷり！それでいて優しい、素材の風味を生かした味付けになっているので、脂っこさや重たさはなく、満足感もたっぷり。これで1,980円はお得です。

まだ食べたい！という方は、追加で、少量で頼めるお肉や野菜、餃子などの具材もあります。追加のお肉は違うものを選んでみるのもいいですね♪

ちなみに、追加具材のメニューの中で「〆のお食事」の欄にある「豚そぼろご飯」(500円)も注文しました。子ども用メニューはないのですが、お子さん用にこちらを注文する方が多いそうです。普段は鶏肉で作るそぼろ。豚のそぼろは初めてでしたが、細挽きでしっかり火が通っていて脂っこさはなく、控えめなカレー風味でとても食べやすく、美味しかったです。

良心的な価格ながらも料亭のような落ち着いた佇まいのお店は、お祝い事や来客時の利用にもぴったり。野菜、お肉、〆とコース料理のようにゆっくりと味わえるのも嬉しいですね！

※通常は月曜日、第1火曜日が定休日ですが、お盆期間は少し変更があります。

8月14日は月曜日ですが通常営業、かわりに8月16日(水)と8月17日(木)がお休みとなりますので、お気を付けください。