佐賀市富士町、北山湖周辺。「21世紀県民の森」の名で親しまれてきたエリアが、10月21日に「レイクサイド北山」としてリニューアルオープンしました。「レイクサイド北山」はエリア全体の総称で、その中にウェルカムセンターやキャンプ場、サイクリングロードやプレイグラウンド(遊び場)などがあります。

佐賀市中心部から三瀬方面に向かって国道263号を進み、やさい直売所「マッちゃん」から分かれる道を北に進み国道299号へ。北山東部小学校などを過ぎると、旗や広い駐車場スペースが見えてきます。

この旗の横を下っていくと、サイクルセンターやウェルカムセンターがあります。

まずはウェルカムセンターの受付へ。

自転車やボートのレンタルを利用する際はこちらで受付用紙に記入し、料金を支払います。この日は一般利用のボートが運航休止でした。

貸し出しの自転車は子ども用、大人用、二人乗り用や幼児乗せタイプなどさまざま。種類によって値段が変わります。2時間以内の利用で、大人1人乗りが450円、幼児1人用が250円、2人乗り用が1,000円です。

幼児後ろ乗せの自転車を2台レンタルしました。1台600円(前乗せの自転車は800円)で、こちらも2時間以内の利用料金です。

サイクルセンターから少し下りたところがスタート地点です。線の左側はウォーキングコースになっています。

いざ、ペダルを踏みこんでスタート！

坂や急カーブに合わせ、風を切って進んでいきます。途中にはトンネルがあったり…

途中で「プレイグラウンド」の案内を発見！ここには大きなローラースライダー「北山モンスター川」と、上り坂に沿って佐賀県が半世紀以上かけて開発したという「サガンスギ」が植えられています。

なかなかのスピードで進む、長～い滑り台！草スキー用のそりをお持ちの方は、持参するのがおすすめ。滑り台の入口後ろには芝生スペースがあり、そちらでも草スキーなどが楽しめます。

山の中は赤く色づいた葉っぱがたくさん残っていました。冷たい空気が切るように顔を撫でていきますが、澄んでいて気持ちが良い！もっと寒くなると、手袋や帽子が必須ですね。

キャンプ場の横も通りました。高い木々に囲まれ、少し奥に行けば湖も見渡せる絶好のスポットです。

巨大な吊り橋を渡り終えて、「12」のスポット地点に到達。ベンチやシートを広げられるような芝生スペースもあるので、お弁当など持参した方や少し休憩するのにベストな場所です。

湖では悠々とボートを漕いでいる姿が見られました。この日は曇りだったのですが、快晴の日はかなり良い景色を拝めそうです。

休憩を挟みながら、だいたい1時間ほどでゴールに。6kmコースでした。幼児を乗せていたとはいえ、体力の低下をしみじみと痛感…でもやっぱり自然の中のサイクリングは最高です！走行中、景色を楽しみながらウォーキングしている方やペットを連れて散歩している方にも出会いました。多少、坂がありますが、山道のような険しさはないので、それぞれのペースで楽しく進めます。自然の中を歩きたいけど登山は難しい…という方にもおすすめ。

今回は利用しませんでしたが、ウェルカムセンターでは施設内の案内が充実しているほか、お菓子やアイスクリームなどが販売されています。レストランもあるので、運動後のランチもこちらで楽しめますよ。

軽装でも気軽に楽しめる自然スポットは、気分転換にも、友人や家族とのレジャーにも最適です。これからまた本格的な寒さになりそうですが、運動不足解消にもおすすめです♪