12月半ば。佐賀駅に、約2年ぶりにオープンした“駅ナカ”書店に行ってきました。

「佐賀之書店」。駅内の施設「えきマチ1丁目佐賀」の通りにあります。

オーナーは、作家の今村翔吾さん。2018年に直木賞を受賞した「塞王の楯」など、数多くの歴史・時代小説を描かれています。最初はてっきり佐賀出身の方かな？と思ったのですがそういうわけでもなく…調べたところ、作家として大きく道を切り開くきっかけとなった出来事に、佐賀が深く関係していました。そんな縁もあり、“地方都市の主要駅ながら書店がない”という課題に直面していた佐賀駅の現状に向き合ってくださり、今回の書店のオープンに至りました。

入口には大きなポスター。オープンに至るまでの経緯や思いが、物語のように綴られています。下の欄には、オープンへの期待でいっぱいな、駅利用者の方々からのメッセージがぎっしり！ふと足を止めて書き込んだ姿を想像すると心温まります。

レジ前には、力強い今村氏のメッセージが掲げてあります。

勢いやスリルが伝わるポップアップもお見逃しなく♪

コンパクトながらジャンル豊富な店内。

お店全体の本の取り扱いは、約1万冊。入口から左手には、今村氏の本がずらりと並んでいます。直木賞以外にも数々の受賞・ノミネート歴があるので、名前は聞いたことある！という方もいるのでは。これを機に、ぜひ手にとってみてください♪

今回はプレゼントで贈る絵本を買いに来ました。今村氏プロデュースということで、絵本は置いてあるのかな…？と少し不安でしたが、クリスマスをテーマにコーナーが設けてありました。

右棚にもたくさん絵本や児童書があり、吟味してチョイス！ギフト包装をお願いしました。

可愛く、クリスマス仕様にラッピングしてくださいました♪今回、クリスマスコーナーとなっていたスペースでは、今後も季節やイベント感のあるものがピックアップされていくのかなと思います。その変化も楽しみですね！

オープン日や先週末も作家さんを招いたイベントを開催されていたりと、早くも賑わい拠点として活気を見せている「佐賀之書店」。学生さんや通勤途中の方々など、駅利用のついでにふらりと立ち寄れるのも嬉しいですね！電車で長旅の前に買い込むのもおすすめです。