【佐賀市】インパクト大!新春に現れる恵比寿様に会いに…歴史ある御神木や御朱印にも注目。
新年のお詣り。昔は「鏡開き」である1月11日までが目安とされていましたが、近年は参拝のタイミングはさまざまです。今回、三社参りのうちの1社で、佐賀市諸富町にある「新北神社(にきたじんじゃ)」にお詣りしてきました。
国道208号を大川市方面に進み、交差点「光法」で右に、その先の「三重」で左に曲がって進むと、左手にあります。右手に大きな看板があるほか、神社からは直線上に鳥居が4つ並んでいるので目印になるかと思います。
用明天皇の時代、1400~1500年ほど前に創建されたといわれており、おもに素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られています。神社としての規模はそこまで大きくはないのですが、筆者が参拝していると大型観光バスが続けて2台止まりました。密かに、ディープな観光スポットとして人気があるこちら。というのも…
ドーン!と大迫力の「恵比寿様」がお出迎えしてくれるのです。優しい微笑み…ですが何だか心の内を見透かされそうな、貫禄たっぷりなお顔。
4年前、佐賀大学の関係者の方が製作されたそうです。下から見ると髭もしっかり描かれています。普段は旧社殿にありますが、新春の時期は入口に飾られます。手は触れないよう、ご注意くださいね。
見所満載!おすすめポイントをご紹介。
入って左側の旧社殿に宮地嶽神社神社と恵比寿社の拝殿があります。
こちらが本殿。しっかりお詣りをして、左にある御守り・お札の授け所で御朱印を選びます。
通常のイラスト付きのものが600円で、文字のみだと500円。「新春限定」は800円で、せっかくなのでこちらをチョイス。ちなみに…こちらの神社ではオリジナルの“無垢の木”で作られた御朱印帳も販売しています。
製作したのは、同じく諸富町にある「飛鳥工房」。以前、ご紹介しているのでよかったらご覧ください♪
うねるように伸びる“御神木”から感じる生命力。
新北神社のシンボルである御神木が描かれています。樹齢2200年ほどといわれ、日本三大飛龍木の1つとなっています。その姿は圧巻もの!
どっしりとした木が、身をよじるようにして上へと伸びています。真下に立つと、パワーを降り注がれているような気持ちになります。
ほかにも、気になっていた「桃玉」の儀式を体験してみました。
心の中を一旦リセットし、前向きな気持ちを胸に、石神様に向けて“桃玉”を投げ割ります。神社の中で投げ割るという行為に、少しドキドキ。しっかり真ん中に命中し、ほろほろと崩れた桃玉は自然と土にかえるそうです。
こちらもいただきました♪
新北神社では、秋のお祭りで「三重の獅子舞」が奉納されます。県重要無形民俗文化財に指定されており、当日は演者が入った赤と緑の獅子舞が舞い、五穀豊穣を祈るそうです。迫力ありそうですね!
新年のお詣り、散歩がてらの参拝に
三が日、松の内、鏡開き(1月11日)、小正月(1月15日)、節分…新年のお詣りの目安とされている日はさまざまありますが、こちらの神社でもお話を聞いたところ、「日によって諸説ありますが、みなさんそれぞれのタイミングでお詣りされるのが1番良いと思います」と仰っていました。
見所満載で、楽しみながら参拝できる新北神社。
まだお詣りに行かれていない方や、2社目、3社目に行く場所を探している方にもおすすめのスポットです♪
【スポット情報】
スポット名:新北神社(にきたじんじゃ)
場所:佐賀市諸富町大字為重1073番地
参拝可能時間:常時可能。休みなし。
駐車場:あり (鳥居前と神社左奥に2カ所)
電話番号:0952‐47‐4848