様々なポイントサービスの中でも共通ポイント（いろいろなお店で貯めたり使ったりできるポイント）の代表格がTポイント。

Tポイントはポイントの使い道が豊富ですが、中にはポイントとして貯める価値を見出せずになんとか現金化ができないかと考えている方も多いと思います。

今回はそんなTポイントの現金化の方法を紹介していきます。

①PayPay銀行を使って現金化

まず一つ目はネット銀行の「PayPay銀行（旧：ジャパンネット銀行）を使って現金化する方法になります。口座開設が必要になりますが、Tポイントを現金化することができます。

ただし、交換レートは85％（1000P→850円）となります。15％分が減価することになりますので非常にもったいないです。

これは「やるべきではない現金化ルート」です。公式にはこれがTポイントを現金化する方法になりますが、これよりもレートの良い方法があります。

②SBI証券を使った現金化（99％以上のレート）

手法としては少しイレギュラーですがこちらの方法がおすすめです。悪くても99％ほどのレートで現金化が可能です。

ネット証券大手の「SBI証券」はTポイントを使って投資信託の購入が可能になります。これを利用して交換したいTポイントで投資信託を購入し、翌日に売却をします。こうすることでTポイントを現金化できます。

購入する投資信託を国内債券型の投資信託にすれば変動率は1日の変動はかなり抑えられるはずです。多少リスクはありますが、通常で1％も動くことはないはずです。

私が調査したところ、1日のリスク（標準偏差）は0.117％でした。
（参考： 国内債券型投資信託の1日あたりのリスクとクレカ等でのポイント目当て投資の期待リターン ）

③ポイント交換をして現金化する方法（100％）

最後の方法は100％レートで確実に交換ができます。でもちょっとだけ面倒です。

TポイントはJR九州のポイントの「JRキューポ」と交換することができます。そしてJRキューポのポイントは「Gポイント」というポイント交換サイトのポイントと交換できます。

Gポイントのポイントは銀行への振込が可能です。

• 楽天銀行
• ゆうちょ銀行
• PayPay銀行
• 三菱UFJ銀行
• 住信SBIネット銀行
• みずほ銀行
• セブン銀行
• イオン銀行

なお、JRキューポからGポイントにポイント交換をする場合、会員登録だけではだめで、JQ CARDというJR九州のクレジットカードが必要になります。

わざわざそのためにクレジットカードを作るのか……という点は若干面倒なところですね。ちなみに、対象クレジットカード（JQ CARD）としては以下のようなカードがあります。

• JQエポス（エポスカード）
• JQセゾン（セゾンカード）

これらのクレジットカードになりますね。

番外編 Tポイントをお得に使う方法

ちなみに、ここまでの記事内容をちゃぶ台返しすることになりますが、Tポイントは現金化するよりもウエルシア薬局で使うことで得することもできます。

毎月20日はウエルシア薬局で「お客様感謝デー」が実施され、Tポイントを使ってお買い物をすると50％分が増量されるキャンペーンが実施されます。1000ポイントあれば1500円分のお買い物ができるというお得なポイ活術です。これを「ウエル活」と呼ばれており、ウエルシアとTポイントのお得な活用術として知られています。

お近くにウエルシア薬局がある方は活用してみてみましょう。
詳しくは「ウエル活とは？Tポイントを使った毎月20日のお得なポイ活とその注意点」の記事でも紹介しています。