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日経新聞を無料で読む方法。新聞代を節約するだけでなく情報収集力もアップ

しょうこちゃんポイント投資家

投資をする人にっての情報ソースとして利用されることが多い日経新聞。こちら購読しようと思うと月額4900円必要で、電子版は4277円。紙面購読の方がオンラインも利用できるWプランなら5900円の購読料が必要になります。

年間にすると5万円を超える価格はどうしても家計的に負担となります。今回はそんな日経新聞の購読料を節約可能な裏技を紹介していきます。

楽天証券の日経テレコン(楽天証券版)はほぼ日経新聞を代替可能

その方法というのはネット証券大手の楽天証券が提供している「日経テレコン(楽天証券版)」を利用することです。

日経テレコン(楽天証券版)は楽天証券に口座を作った人ならだれも無料で取得できるツールから閲覧できます。

  • パソコン版(Market Speed / Market SpeedⅡ)
  • スマートフォン版アプリ(iSpeed:iOS/Android)

PC版の場合は専用ソフトのインストールが必要で、アプリ版はiSpeedというアプリをインストールする必要がありますがどちらも無料で利用可能です。

対応しています。日経テレコン楽天証券版で見ることができる情報は以下の通りです。

今日の新聞

過去3日間の新聞を読むことができます。媒体は以下の通りです。

  • 日本経済新聞朝刊
  • 日本経済新聞夕刊
  • 日経産業新聞
  • 日経MJ(流通新聞)
  • 日経地方経済面
  • 日経プラスワン

日経新聞だけでなく専門誌も行けるわけですね。

  • 一面
  • 総合面
  • オピニオン
  • グローバル市場

といったように、日経新聞の並び順通りに読むことができます。記事内容は新聞と同じで全文読むことができます。ただし、日経新聞で連載されている小説は読むことができません。

記事検索

文字通り過去の記事を検索することができます。

  • 過去1か月
  • 過去3か月
  • 過去6か月
  • 過去1年

の範囲から選択して前述の日経各誌の記事をキーワード検索をすることができます。選択肢に全期間というのもありますが、楽天証券版だと過去1年が最長です。

たとえば「ポイント投資」で検索をしたところ

  • つみたてNISA――20~30代、口座開設が急増
  • 楽天ポイントで資産運用広がる。
  • 初めての投資、ポイントで――株や投信、少額で体験
  • ポイントためて投信購入、少額から投資、個別株の購入も
  • 第2部・人生100年の羅針盤特集―投資指南、スマホ証券、手軽に株デビュー。

といったように記事結果が表示されました。当然記事全文も読めます。

何か調べ物をしたい時、気になった事柄を調べたい時などは最良の検索ツールになったりします。WEB検索でも同じように情報は入りますが、新聞というメディアのチェックが入った記事から探せるというのはメリット大です。

日経テレコン(楽天証券版)が日経新聞本誌に劣るところ

そもそも無料なのでデメリットというわけではありませんが、日経新聞本誌を読むのと比べて弱い点は写真やグラフなどが見づらいという点があります。

日経テレコン(楽天証券版)で読むことができる記事は原則としてテキストのみになります。一応PDFビューワが用意されているのでクリック(タップ)していけば本誌同様の写真やグラフなども見ることができますが、やや見にくいです。

日経テレコン(楽天証券版)の利用の流れ

同サービスは楽天証券のユーザー向けのものになりますので同社の口座を持つ必要があります。証券口座は初めてという方にも楽天証券はメリットが大きいので、本サービスを利用したい方はぜひ口座作りましょうね。

日経新聞が無料で使えるといった点などの楽天証券のメリットは「楽天証券を徹底解説!ポイント投資の目線で最強クラスのネット証券」の記事でも詳しくまとめています。

PC版の利用の流れ

  1. マーケットスピードⅡをダウンロードしパソコンにインストールする
  2. 起動して楽天証券のID、PWでログインする
  3. ホーム>ニュース>日経テレコンと進む
  4. 同意して利用

※旧式のマーケットスピードと新ツールのマーケットスピードⅡがあり、どちらでも利用できます。これからの人はマーケットスピードⅡで良いともいます。

スマートフォン版の利用の流れ

  1. AppStoreやGooglePlayからiSPEEDをスマホにインストール
  2. 楽天証券のID、PWでログイン
  3. 画面右下の「メニュー」
  4. マーケット欄にある「日経テレコン」をタップ
  5. 同意して利用

どうしても紙の新聞でないとダメということを除けば、日経テレコンは使える代替サービス

新聞離れという言葉が聞かれるようになって久しいです。令和2年版の情報通信白書によると、主なメディアの平均利用時間を見るとの新聞の行為者率(利用している人)は年々下落しており、2015年の33.1%から2019年になると26.1%(10代は2.1%、20代でも5.7%)と非常に少なくなっています。

その一方でネット利用率は2015年の75.7%から2019年は85.5%にまで上昇しています。多くの方が情報を紙媒体の新聞紙面からネットでの情報収集にシフトしてきているといえそうです。

どうしても紙じゃないと……という強いこだわりがないのであれば、ぜひ楽天証券に口座を作って日経テレコンを利用できるように環境を整えてみましょう。

筆者について
しょうこちゃん(@showchan82)
ポイ活(ポイント活動)をしながら、それを投資に回すポイ活投資を実践しているポイント投資家。ポイ活というとお特に買い物をする、というイメージが強いかもしれませんが、それだけではなく、貯金や資産運用(資産形成)にも強く役立てることができるんです。ポイントを利用したお得な貯金のやり方や投資術などを実際に自分自身で試しながら日々研究しています。
ブログ:ポイント投資の攻略ブログ
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Instagram:@showchan82

ポイント投資家

ポイ活をしながら、そこで得したポイントを投資や貯金に回すポイ活投資、金融ポイ活を実践しているポイント投資家。ポイントを利用したお得な貯金のやり方や投資術などを実際に自分自身で試しながら日々研究しています。

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