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中国四千年の秘儀!?大金をつめば腕が無限に伸びるガンプラ

シゲチャンネルプラモデラー

こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。

当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!

今回のガンプラは「新機動戦記ガンダムW」より、

シェンロンガンダム です!

品名:HG 1/144 シェンロンガンダム [XXXG-01S] / HGAC 242
定価:1,650円(税込)
2022年9月10日 発売
一般販売

最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットでは高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。

※ HGAC:High Grade After Colony

◆前後ショット◆

破格の機動性を有する近接戦闘に長けた機体「シェンロンガンダム」。
外観には古代中国の装備を思わせるような、中華系の意匠が取り入れられています。

自在に伸縮する右腕「ドラゴンハング」が特徴です。

キットとしては、可動も色分けも最近のキットよろしく非常に優秀!
ただ、両肩のファイティングサイト(緑色の丸い部分)がシールで再現されていることだけは残念…。

背面のファイティングサイトはシールもありません…。
ただこれは「後ろは白いのがデフォルト」とかいう話もあるので…、実際はどうなんでしょうか?

◆サイズ比較◆

ガンダム(HGUC No.191)と並べるとこんな感じ。

設定上の頭長高は、当機が16.4mで、ガンダムが18.0m
スケールはいずれも1/144です。

※ このガンダムは縮尺がほぼ正確なので、スケールの誤差を確認するのに便利!

◆旧キットと比較◆

同スケールのシェンロンガンダムは、当キット以前にも1995年2000年に製品化されています。

2000年のほうはフィギュア付きのマイナーチェンジ版なのですが、手元にあるので比べて見ました。
プロポーションが全然違いますね。

旧キットは腰の位置が下がっていて、全高もやや低めです。
色分けやディテールの精度に関しては、当たり前ですが新しいほうが優れています。

◆パーツ構成◆

成形品 x 7、ポリキャップ、シール。
物量的にはHGの標準くらいでしょうか。

シールはさほどありませんが、4番の張り付けが少々難しいので慎重に!

ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGAC シェンロンガンダム [XXXG-01S] 242(当方のブログです)

◆付属品◆

本体以外の付属品は次のとおり。

  • ビームグレイブ
  • シェンロンシールド
  • ドラゴンハング伸縮用ジョイント x 2
  • ハンドパーツ
     握り手        [左右]
     平手         [左右]
     ヒートショーテル用  [左右]

ハンドパーツ

標準の「握り手」と「平手」 、あと「親指を立てた状態」の物がすべて一組づつ付属。

接続はボールジョイントで、かんたんに交換できます。

「親指を立てた状態」のは、本来「ガンダムサンドロック」のヒートショーテル用ですが、サムズアップに使えたりと、これはこれで役に立ちますw

ビームグレイブ

当機の主兵装となる、ナギナタ状の格闘兵装。
先端の刃はビームです。

利用の際は、標準の「握り手」にもたせられ、重量的にも問題ありません。

もちろん 両手持ちも可能!
平手を併用してもいいかもしれません。

非使用時は「ビームエフェクト」を取り外して、

背中にマウントしておくこともできます。
また、このマウンタ部分は回転するので、角度調整も可能です。

シェンロンシールド

投擲(とうてき)武器にもなる小型のラウンドシールド。

裏側には軸接続のジョイントがあり、

装備の際はそのジョイントを経由して、前腕のハードポイントに装着します。

ドラゴンハング伸縮用ジョイント

まんまですが、ドラゴンハングの伸縮に使うジョイントです。(;^_^A
実際の利用に関しては後述します。

◆余剰パーツ◆

余剰パーツとしては ご覧の物が余ります。

これらは、パーツの流用元である「ガンダムサンドロック改」のパーツです。
直接利用できるものはありませんが、ダクトの造形などはディテールアップの改造用などに使えそうですね!

◆ギミック◆

ドラゴンハングの展開

右腕の「ドラゴンハング」には開閉ギミックがあります。

展開する場合は、折りたたまれているアームをこんな感じで引き出し、

ハンドパーツを排除。
あとは反り返っているクローを起こせば完成です。

長さはこれくらい。
結構伸びますね!

またこのアーム部分には、前述の「ドラゴンハング伸縮用ジョイント」を連結できるようになっており、より長く、より曲がるアームにアップグレードできます!

ちなみに可動ポイントはスイング軸が8カ所に、回転軸が5カ所と、自由度の高さは文句なし。

さらにこの部分は両端のジョイント構造が同じなので、パーツさえあればいくらでもつながる面白仕様www
このためだけに製品を複数買うのは気が引けますが、

大金を積めば無限に連結することも可能です!

お小遣いに余裕があるかたは、ものすご~く長い腕を再現してみては!?

◆まとめ◆

  • 「新機動戦記ガンダムW」より「シェンロンガンダム」のキットです。
  • バリエ元のない新作ですが、フレーム部分は直近のHGAC系製品から流用されています。
  • ドラゴンハングのギミックが素晴らしいです!
  • ファイティングサイトのパーツ分けだけは残念…。

以上、HGAC「シェンロンガンダム」のレビューでした。

ご覧いただきありがとうございます。
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◆動画◆

レビュー(YouTube)

組み立て工程(Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム)

ガンプラつくってみた [シェンロンガンダム HGAC 242]

プラモデラー

ガンプラをライフワークとするモデラ―。ガンプラほか、主にバンダイ製キットの製品内容などを紹介しています。

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