スゴい…リメイクされないわけだ。20年前ですでに完成している名キット
こんにちは！
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。
当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています！
今回のガンプラは「機動戦士ガンダム」より、
ズゴック です！
品名：HG 1/144 ズゴック [MSM-07] / HGUC 006
定価：770円（税込）
発売日：1999年11月
販売形態：一般販売
最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットではガンプラの高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。
HG（ハイグレード）
ガンプラで最もスタンダードな1/144スケールのブランド。
HGUC（High Grade Universal Century）
宇宙世紀を舞台にしたガンダムシリーズ。
◆前後ショット◆
首がない独特なデザインが特徴的な、ジオンの量産型水陸両用モビルスーツ「ズゴック」。
カッコ良さと可愛さ？をあわせ持った、広い世代に人気のモビルスーツですｗ
ジオン（ジオン公国）
ガンダム作品に登場する架空の国家。作中では一般的に敵方。
シリーズ初期のキットゆえパーツ数は少なめですが、似たようなものが多いので取り違えには注意しましょう。
それ以外は特に難しい所もなく、小さなお子様でも問題なく組み立てられる難易度だと思います。（はめ込みが固い所は親御さんが手伝ってあげてねｗ）
そしてなによりプロポーションが抜群です！
20年以上前のガンプラですが、見た目に関してはこの時点で完成していると言っても過言ではありません。
なかなかリメイクされないのもうなずけます。
◆サイズ比較◆
HGUC版ガンダム（バンダイホビーサイト）と並べるとこんな感じ。
設定上の全高は、当機が18.4mで、ガンダムが18.0m。
スケールはいずれも1/144です。
※ このガンダムは縮尺がほぼ正確なので、スケールの誤差を確認するのに便利！
◆バリエキットと比較◆
当キットは2001年2月下旬に、バリエキットの「HGUC 1/144 MSM-07S ズゴック（シャア専用）（バンダイホビーサイト）」も発売されています。
両者は成形色が異なりますが造形上の差は一切ありません。
写真のシャア専用（右側）は甥っ子たんが心ゆくままに塗った結果スゴイ色になっちゃってますが…、成形色は普通にピンクですのでご了承ください…。m(_ _)m
ごめんね！(>_<)
◆パーツ構成◆
成形品 x 3、ポリキャップ、シール。
最近のキットと比べると「少なっ！」って感じですが、当時の製品はこれくらいの物量が普通だったと思います。
ポリキャップ
主にプラモデルの関節部分に使われる、柔軟性があって摩耗しづらいPE（ポリエチレン）製のパーツ。
シールはコックピットハッチとモノアイ用の2枚だけ。
これくらいなら何の手間でもありません。余裕です！
ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGUC ズゴック [MSM-07] 006（当方のブログです）
モノアイ
ガンダム作品に見られる「一つ目のようなデザインの単眼カメラ」のこと。
ランナー
パーツがつながっている枠の部分のこと。
またパーツがつながった状態でも、ひとまとめにそう呼ばれます。
◆付属品◆
本体以外の付属品は…、
一切ありません！
この身一つで生きていくスタイルですｗ
◆ギミックなど◆
頭部（モノアイ）
頭部（というかボディ？）に可動箇所はありません。
モノアイは前述の通りシールによる再現です。
動かすことはできませんが、貼る位置によって目線を好きなほうに向けられます。
手足の構造
手足はボールジョイントで連結された蛇腹構造になっています。
いずれも柔軟に動きますが、関節がプラスチックなので摩耗が心配です。
アイアンネイル
アイアンネイル（手先の爪）は3本とも個別に開閉可能です。
バックパック
ポリキャップ接続でかんたんに着脱できます。
当時そこまで考えていたのかは分かりませんが、汎用性（はんようせい）の高い3mm穴ジョイントなので、
別売りの各種カスタムパーツを使って遊んだりするのも面白いかもしれません。
（写真は「HGBC 1/144 スカイハイウイングス（バンダイホビーサイト）」を使用した例）
◆まとめ◆
- 「機動戦士ガンダム」より「ズゴック」のキットです。
- 色違いのバリエキット「ズゴック（シャア専用）」も発売中。
- モノアイの位置はシールで選択（動きません）。
- 手足は蛇腹構造で柔軟に可動！ただしプラ関節。
- 組み立てはかんたん！初心者さんにもオススメ！
以上、HGUC「ズゴック」のレビューでした。
ご覧いただきありがとうございます。
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