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めちゃくちゃ遊べる変形ガンプラ!でもハンドパーツはどうしてこうなった?

シゲチャンネルプラモデラー

こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。

当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!

今回のガンプラは「機動戦士ガンダムZZ」より、

ダブルゼータガンダム です!

品名:HG 1/144 ダブルゼータガンダム [MSZ-010] / HGUC 111
定価:2,530円(税込)
発売日:2010年6月17日
販売形態:一般販売

最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットではガンプラの高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。

HG(ハイグレード)
ガンプラで最もスタンダードな1/144スケールのブランド。

HGUC(High Grade Universal Century)
宇宙世紀を舞台にしたガンダムシリーズ。

◆前後ショット◆

本作の主人公「ジュドー・アーシタ」が搭乗する主役機「ダブルゼータガンダム」。
エゥーゴの試作型可変モビルスーツで3体の戦闘機に分離・変形するのが特徴です。

名前の由来は「Zガンダムを超える」という意味合いをこめての「ZZガンダム」。

エゥーゴ
ガンダム作品に登場する架空の軍事勢力。
反地球連邦軍政府組織。

製品では、一部差し替えながら変形ギミックが再現されており、プレイバリューは十分!

ただ付属する「ハンドパーツ」が少なく、武器を左手に持てないのは残念なところ…。(後述)

◆サイズ比較◆

HGUC版ガンダム(バンダイホビーサイト)と並べるとこんな感じ。

設定上の頭長高は、当機が19.86mで、ガンダムは18.0m
スケールはいずれも1/144です。

このガンダムは縮尺がほぼ正確なので、スケールの誤差を確認するのに便利!

◆旧HG版と比較◆

ダブルゼータのガンプラはこれ以前にも旧HG版が発売されています。

両者を並べるとご覧のとおりで、先代はややマッシブな印象です。

ちなみに先代は1991年の製品ですが、この時点でも色分けの再現度が凄いですね!

◆パーツ構成◆

成形品 x 9、ポリキャップ、シール。

シールは通常のホイルシール。
膝やハッチのシール([コ][シ][ス])はエッジが目立つので、できれば塗装をお勧めします。

ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGUC ダブルゼータガンダム [MSZ-010] 111(当方のブログです)

◆付属品◆

本体以外の付属品は次のとおり。

  • ダブルビームライフル
  • コアファイター
  • ビームエフェクト x 2
  • フレーム用ベース
  • 変形用パーツ
  • ハンドパーツ
     銃器用   [右]
     サーベル用 [右]
     握り手   [左]

ハンドパーツ

「銃器用」の右手と「サーベル用」の右手、左の「握り手」が付属。

着脱はボールジョイントで、かんたんに交換できます。

ダブルビームライフル

当機の主兵装です。

変形の都合もあってコックピット(!)を搭載しています。

センサー部の色分けはシールによる補間です。

利用の際は「銃器用」の右手で保持。

最近のHGと違ってちゃんとグリップを握ってるのは良いですね!

ですがバックパックの干渉で腕が上がらないのは残念…。
ライフルを真っすぐ前には向けられません!

ハイパービームサーベル

バックパックの両側に「サーベルグリップ(ダブルキャノン)」が1本ずつマウントされています。

利用の際はこれを取り外して「ビームエフェクト」を接続。

「サーベル用」のハンドパーツで右手に保持できます。

ちなみにこの「ハイパービームサーベル」は2本ありますが、左手は「握り手」しかないのでまったく意味がありません…。

と言うかハンドパーツの種類が圧倒的に足りず、右手は常に何か持つ必要があり、左手は何も持てないという謎仕様。

劇中では左手にサーベルを持つことが多かったので、これはカナリ残念です。

ミサイルポッド

バックパックの先端には、左右それぞれマイクロミサイルが搭載されています。

ハッチはこんな感じで開閉可能です。

ウイングシールド

その名のとおり、変形時はウイングにもなるシールドです。

中央から折り曲げることができ、それぞれ上下にスイングできます。

また基部から回転も可能。

コアファイター

当機の核となる戦闘機。
キットでは再現されていませんが、本来はコアブロックへの変形機構を備えています。

造形はまあまあですが、色分けはちょっと惜しい感じ?

キャノピーはシールで補完されていますが、それならフチの黄色いラインまでカバーしてほしかったかな?と思います。(写真は画像処理で黄色くしています)

変形用パーツ

言うまでもありませんねw 差し替え変形で使うパーツです。

◆変形ギミック◆

当キットは、複数の形態への変形ギミックが再現されています。(差し替え変形)
変形に必要なものはご覧のとおりです。

変形させる場合は本体をこのように分解し、個々のパーツを動かしたり差し替えたりしていきます。
詳細は割愛しますが、胸部、腕部、ダブルビームライフルで、

「コアトップ」が完成!

差し替え変形だけあって見た目は完璧ですね!

底面には3mm穴があるので、

一般的な丸軸スタンドでのディスプレイにも対応します。

下半身はさらに分解します。
これが非常に面倒です。

で、変形しつつ組み替えるとこんなふうになります。
これに、コアファイター、バックパックを組み合わせると、

「コアベース」が完成!

これも再現性が高いですね。
バックパックと脚部が接続される構造なので、固定もシッカリしています。

もちろんスタンドも利用可能。

ただ3mm穴が股下を通る位置にあるので、太めのアームだと入らないかもしれません。

次、最後の変形ギミックです。

今しがた組んだコアベースからコアファイターを排除。
それに先ほどのコアトップを合体させると、

「Gフォートレス」が完成!

分離状態でも十分かっこ良かったですが、やはりこれくらいのサイズがあると迫力もあっていいですね!

接地面には膝のパーツとサイドアーマーがくるため、そのまま床においてもディスプレイに差し支えありません。

専用のベース(フレーム用ベース)も付属していますが、

これの足よりもサイドアーマーのウイングが長いので、 あまり意味がない感じです…。

ただこのベースには「アクションベース1(バンダイホビーサイト)」を接続でき、飛行状態で飾りたい場合は役に立ちます。

またベースには、それぞれの形態で使わないパーツを収めて置ける収納機能もあります。
でも全てを収納しきれるわけではなく、このへんも少し中途半端…。(;^_^A

◆まとめ◆

  • 「ダブルゼータガンダム」の1/144スケールキットです。
  • 差し替え変形で全ての形態が再現されています。
  • 各形態ともプロポーションは抜群です!
  • 武器は右手にしか持てません。(サーベルが2本ある意味がない)

以上、HG「ダブルゼータガンダム」のレビューでした。

◆動画版◆

レビュー(YouTube)

組み立て工程(YouTube)

プラモデラー

ガンプラをライフワークとするモデラ―。ガンプラほか、主にバンダイ製キットの製品内容などを紹介しています。

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