ん?これ自分に当たるんじゃ…。「ゲルググマリーネ」の独自武装は設計ミス?
こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。
当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!
今回のガンプラは「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より、
ゲルググマリーネ です!
最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットではガンプラの高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。
HG(ハイグレード)
ガンプラで最もスタンダードな1/144スケールのブランド。
HGUC(High Grade Universal Century)
宇宙世紀を舞台にしたガンダムシリーズ。
◆前後ショット◆
一年戦争末期に旧ジオン公国軍が開発した「ゲルググ」の海兵隊上陸戦闘部隊仕様「ゲルググマリーネ」。
特殊任務に投入されることが多いため装甲や形状が独特で、そのシルエットは一般的なゲルググ系の機体よりグラマラスな印象です。
ジオン(ジオン公国)
ガンダム作品に登場する架空の国家。作中では一般的に敵方。
スペック上では同時期に開発された「ゲルググJ(イェーガー)」にやや劣りますが、コストパフォーマンスに優れた機体となっています。
ガンプラとしても低価格で、お求めになりやすい製品です。
◆サイズ比較◆
HGUC版ガンダム(バンダイホビーサイト)と並べるとこんな感じ。
設定上の頭長高は、当機が20.2mで、ガンダムは18.0m。
スケールはいずれも1/144です。
ちなみにこのガンダムは縮尺がほぼ正確なので、スケールの誤差を確認するのに便利!
◆バリエキットと比較◆
ゲルググマリーネは2002年1月下旬に、バリエーションキットのシーマカスタムも発売されています。
両者を並べるとご覧のとおり。
おおまかな外観は同じような感じですが、細部はいろいろと異なります。
相違点は、
頭部ブレードアンテナの有無。
ボディ前面のディテール。
バックパック。
リアアーマーのノズル。
あと脚部フレアのデザインです。
ほかは成形色と付属品以外、特に差はないと思います。
◆パーツ構成◆
成形品 x 5、ポリキャップ、シール。
ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGUC ゲルググマリーネ [MS-14F] 016(当方のブログです)
ランナー
パーツがつながっている枠の部分のこと。
またパーツがつながった状態でも、ひとまとめにそう呼ばれます。
◆付属品◆
本体以外の付属品は次のとおり。
- MMP-80 90mmマシンガン
- ビームサーベル
- スパイクシールド
- ハンドパーツ
握り手 [左右]
銃器用 [右]
平手 [左]
ハンドパーツ
標準の「握り手」が一組に「銃器用」の右手と、左の「平手」が付属。
着脱はボールジョイントで、かんたんに交換できます。
MMP-80 90mmマシンガン
ジオンの一般的なMS用火器で、当機の主兵装です。
利用の際は「銃器用」の右手で保持。(左には持てません)
ハンドパーツは結構ハイディテールですが、残念ながらグリップが手のひらを貫通する仕様です。(手のひらにグリップが埋まってる…)
ビームサーベル
近接戦闘用の斬撃武器。
ビームエフェクト一体型で、クリア成形のものが2本付属します。
利用の際は標準の「握り手」で保持。
見てのとおりですがグリップは塗装しないとカッコ付きません。
あとこれもマシンガンと同じくグリップが手のひらを貫通しちゃいます。
残念!(>_<)
スパイクシールド
ザクのシールドを海兵隊が独自に改良したものです。
打突兵器としても使えるようスパイクと手持ち用のグリップが追加されています。
グリップは回転でき、装備の際はこれを握り手で保持。
あわせて前腕のハードポイントにダボを接続します。
ナカナカ強そうですね!
でもシールドというよりほぼナックルです。(;^_^A
110mm速射砲
両腕に内蔵された大口径のマシンガンで、当機の独自武装です。
ただ左腕のほうは…、
スパイクシールドを装備すると構造上使用できません!
撃った弾がシールドに当たっちゃいますからね…。(設計ミス?)
◆まとめ◆
- 「ゲルググマリーネ」の1/144スケールキットです。
- 後にバリエーションキットの「HGUC 1/144 ゲルググマリーネ シーマカスタム」も発売されています。
- 特徴的なスパイクシールドがカッコイイです。
- エフェクト一体型のサーベルはちょっと残念…。