史上初!石灰石を主原料とする新素材「ライメックス」を使用したガンプラ
こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。
当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!
今回のガンプラは、雑誌の付録になっていた販促キャラクター、
ガンプラくん [ペインティングモデル] です!
当キットは、雑誌「smart(スマート)2022年9月号」の付録です。
雑誌は去年のものなので今も買えるかは不明ですが、 ネット通販ではまだ在庫がある場合もあるようです。
◆前後ショット◆
バンダイホビーセンターの生産ラインから現れた謎のガンプラ「ガンプラくん」。
プラモデルとしての誇りと情熱にあふれ、プラモデルの楽しさを伝えていくことを使命としています。
バンナム関連のテレビ放送を見ているとCMに登場することもあるので、ご存じの方もソコソコいるのでは?
前述のとおり当キットは雑誌の付録なので、模型店などで普通に購入することはできません。
ですが!
今月末(2023年4月29日)には上位製品「1/1 ガンプラくんDXセット(ランナーVer.再現パーツ付き)」の一般販売が予定されています。
当キットはペインティングモデルということで、自由に塗装できるよう無着色ですが、DXセットは色分け済みのキットとなっています。
◆サイズ比較◆
HGUC版ガンダム(バンダイホビーサイト)と並べるとこんな感じ。
設定上の全高は、ガンダムが18.0mで、ガンプラくんは不明。
ですが、実際測ってみると約78mmでした。
ガンダムの型式番号「RX-78」にかけたのかもしれませんねw
◆他のSDと比較◆
バリエーションキットとかではありませんが、他シリーズのSDと並べてみました。
左がBB戦士版で、右がエクスタンダード版。
製品のサイズはどれもだいたい同じくらいです。
それぞれ等身が異なりますが、当キットは見事な二頭身ですね…。
SDの高頭身化が進む中で、時代に逆行した感じです。(;^_^A
◆パーツ構成◆
成形品 x 1。
これだけです。
当キットはランナー1枚で全てが完結しており、ポリキャップもシールも付属しません。
ただ特筆すべきはその素材で「LIMEX(ライメックス)」と呼ばれる新素材が使われています。
LIMEXは石灰石を主原料とする日本生まれの複合素材で、CO2の排出量削減などが期待されている、とってもエコなプラスチックです。
ちなみにガンプラにLIMEXが採用されたのは当キットが初となります。
ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
ガンプラくん [ペインティングモデル] [RX-78-2](当方のブログです)
ランナー
パーツがつながっている枠の部分のこと。
またパーツがつながった状態でも、ひとまとめにそう呼ばれます。
◆付属品◆
本体以外の付属品は次のとおり。
- ビームライフル
- ビームサーベル
- シールド
- 台座
ビームライフル
ガンプラくんが何と戦うかは分かりませんが、おなじみの主兵装です。
一体成型でデザインは左右対称になっています。
もちろん手に持たせることができ、反対側でも問題ありません。
ビームサーベル
背中に「サーベルグリップ」が2本マウントされていますが、これらはバックパックと一体成型で抜けません。
それとは別に「ビームエフェクト」一体型の物が1本付属するので、利用の際はこれを持たせます。
ライフル同様、左右いずれの手でも保持可能です。
ランナーの切れ端みたいな先端は、なんだか旧キットみたいですねw
ちなみにグリップのサイズはライフルもサーベルも2mmくらいで、一般的なガンプラとは互換性がありません。
シールド
俗に言うガンダムシールド。これも一体成型です。
裏側にはご覧のような突起物があり、
装備の際はこれを利用して腕に装着します。
接続はこんな感じで意外とシッカリ固定されます。
台座
土台部分からアームが伸びただけのシンプルなスタンドです。
アームは軸接続で360度回ります。
利用の際はガンプラくんの股下にアームを接続。
こんなふうにディスプレイできます。
アームの長さはギリギリ足が付かないくらい。
このスペースのおかげで足を動かすことができます。
一応台座がなくても自立は可能ですが、安定性に欠けますし使ったほうが安心です。
また、股下の穴は3mm穴なので「アクションベース(別売り)」などの丸軸スタンドを流用しても良いかも。