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「ゴック」と「ゴッグ」どっちが正解?地味に名前が紛らわしいガンプラ

シゲチャンネルプラモデラー

こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。

当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!

今回のガンプラは「機動戦士ガンダム」より、

ゴッグ です!

品名:HG 1/144 ゴッグ [MSM-03] / HGUC 008
定価:880円(税込)
発売日:2000年3月
販売形態:一般販売

最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットではガンプラの高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。

◆前後ショット◆

どんぐりみたいなボディに両手の「アイアンネイル」が特徴的な、ジオンの水陸両用モビルスーツ「ゴッグ」。

水陸両用機としては初めて量産化された機体です。

ちなみに機体名は「ゴッグ」が正解で「ゴック」ではありません。

「機動戦士ガンダム」の劇中で「ゴック」と呼ばれていたり、当時は公式の表記も「ゴック」だったりしましたが、現在は「ゴッグ」で統一されています。

余談ですが、同じく水陸両用機の「ズゴック」は「ズゴック」で正解です。「ズゴッグ」ではありません。
紛らわしいですね…。(;^_^A

ジオン(ジオン公国)
ガンダム作品に登場する架空の国家。作中では一般的に敵方。

背中には水陸両用機ゆえに、水流ジェットエンジンを搭載。

また水中行動に適した巡航形態への変形機構を備えており、キットでもそれが再現されています。(後述)

◆サイズ比較◆

HGUC版ガンダム(バンダイホビーサイト)と並べるとこんな感じ。

設定上の頭長高は、当機が18.3mで、ガンダムは18.0m
スケールはいずれも1/144です。

このガンダムは縮尺がほぼ正確なので、スケールの誤差を確認するのに便利!

◆パーツ構成◆

成形品 x 4、ポリキャップ、シール。

シールは通常のホイルシール。
黒いのはモノアイの背景色ですが、これは貼らずにマットブラックに塗装するのがお勧めです。

ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGUC ゴッグ [MSM-03] 008(当方のブログです)

ランナー
パーツがつながっている枠の部分のこと。

◆付属品◆

体以外の付属品は、

一切ありません。


オプション装備のない機体ですから当然と言えば当然です。

以下、キットの特徴的な個所をご案内します。

フレキシブルベロウズリム

伸縮可能な蛇腹状の多重関節構造です。

キットではボールジョイントを連結することで再現されています。

アイアンネイル

ハンドパーツに装備された、近接格闘に使える爪です。

五指ともボールジョイントで個別に動かせます。

メガ粒子砲&魚雷発射装置

腹部には「メガ粒子砲(内側)」と 「魚雷発射装置(外側)」を搭載。

メガ粒子砲は内部が別パーツで赤く色分けされています。

◆ギミック◆

巡航形態への変形

当キットは前述のとおり「巡航形態」への変形ギミックを備えています。

変形させる場合は「ショルダーアーマー」「腕部」「ハンドパーツ」を取り外し、

「腕部」を排除。

「ハンドパーツ」を「ショルダーアーマー」に収納して、

「ショルダーアーマー」を元に戻します。

反対側も同様にすれば「巡航形態」の完成です!

劇中ではこんな感じで、水中をスイスイ移動しますw

足裏にはちゃんとスクリューの造形もありますね。

ただ残念ながら、周辺の肉抜きがちょっと目立ちます…。(;^ω^)

スタンドでのディスプレイは正式には対応していないようですが、「アクションベース1」などの9mm幅の股間用パーツで保持可能です。

以上、HG「ゴッグ」のレビューでした。

◆動画版◆

レビュー動画(YouTube)

組み立て工程(YouTube)

プラモデラー

ガンプラをライフワークとするモデラ―。ガンプラほか、主にバンダイ製キットの製品内容などを紹介しています。

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