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【どうしてこうなった】劇的な進化をとげた3代目ゼータガンダム!でも悲し過ぎる欠点が1つ

シゲチャンネルプラモデラー

こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。

当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!

今回のガンプラは「機動戦士Zガンダム」より、

ゼータガンダム です!

品名:MG 1/100 ゼータガンダム Ver.Ka [MSZ-006] / MG 221
定価:7,150円(税込)
発売日:2023年4月29日
販売形態:一般販売

最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットではガンプラの高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。

MG(マスターグレード)
内部フレームまで再現した中上級者向けガンプラ。
プロポーションとギミックを追求した1/100スケールのブランド。

Ver.Ka
メカデザイナー「カトキ・ハジメ」氏がプロデュースするガンプラのブランド。

◆前後ショット◆

「機動戦士Ζガンダム」劇中後半の主役機「ゼータガンダム」のVer.Kaです。

MGとしては3代目のゼータガンダムで、可動と変形を両立しつつ、アニメオリジナル姿が追求されています。

写真のモデルは未塗装の素組み状態ですが、ご覧の通り非常に細かい所まで色分けが行き届いています。

スラスター内部や、細かなディテールのヘコみなども、パーツ分けされているんですから驚きです!

◆サイズ比較◆

HGUC版ガンダム(バンダイホビーサイト)と並べるとこんな感じ。

設定上の全高は、当機が19.85mで、ガンダムは18.0m

双方スケールが異なりますが、縮尺はいずれもほぼ正確なようです。

◆先代と比較◆

前述の通り、当製品はMG版ゼータの3作目となりますが、先代に当たるVer2.0が手元にあるので並べてみました。

プロポーションが結構異なり、先代のほうがスマートな印象です。

顔もカナリ変わってますねw
別人と言って良いかもしれません。

後ろから見ると「フライングアーマー」のサイズ差が目を惹きます。

先代はこんなに大きかったんですね!

◆パーツ構成◆

成形品 x 15、シール、水転写式デカール。

シールは 通常のホイルシール。

6枚しかありませんが小さいので紛失に注意しましょう。

水転写式デカールは プラモオリジナルのマーキングです。

今回レビューに使っているものには一切使用していません。

ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
MG ゼータガンダム Ver.Ka [MSZ-006] 221(当方のブログです)

◆付属品◆

本体以外の付属品は、

  • ビームライフル
  • シールド
  • グレネードランチャーカートリッジ x 2
  • 固定アンテナ
  • ビームエフェクト x 2
  • 1/100 カミーユビダン
  • アクションベース用ジョイント
  • ハンドパーツ
     握り手 [左右]
     平手  [左右]
      指(サーベル用) [左右]
      指(ライフル用) [左右]

ハンドパーツ

「握り手」と「平手」、あと「平手」に使える「交換用の指」が2種類、全て左右ぶん付属します。

平手は親指以外を交換することで、サーベル用とライフル用に変更可能です。

写真は上から、サーベル用、平手(デフォルト)、ライフル用。

ビームライフル

当機の主兵装です。

「平手」を「ライフル用の指」に交換して持たせられます。(左手でもOK)

指の裏側にあるダボで固定されるので保持力も十分です。

銃身を縮めてグリップをたたみ、後方のジョイントを引き出せば携行モードになります。

この状態のライフルは、前腕のハードポイントに接続可能です。

後方にあるエネルギーパックは取り外す事ができます。

ビームサーベル

サイドアーマーのサーベルラックに「サーベルグリップ」が収納されています。

利用の際はそれを取り外し「ビームエフェクト」を接続。

「サーベル用の指」に交換した「平手」で保持可能です。

これも裏側にダボがあるのでシッカリ固定されます。

またマニュアルに記載はありませんが 「ビームエフェクト」をライフルに接続して「ロングビームライフル」も再現できます。

グレネードランチャーカートリッジ

同じものが2つ付属し、側面や裏側もちゃんと色分けされています。

利用の際は、前腕のハードポイントに接続。

前に構えるとこんな感じです。

発射口のハッチは、カートリッジをスライドすると開閉するようになっています。

シールド

伸縮機構を備えた当機専用の防御兵装です。

キットでも実際に伸縮できます。

裏側にはクランク状に動くジョイントがあり、

装備の際はそれを利用して、前腕のハードポイントに装着します。

固定アンテナ

選択式の頭部ブレードアンテナ。文字通り「固定」です。

今回は「可動アンテナ」を選びましたが、変形させない場合はこちらを選んでもいいです。

ただ「固定アンテナ」と「可動アンテナを開いた状態」は、外観上の差がほとんどないようなので、通常は「可動アンテナ」にするのが良いと思います。

※写真は左が「固定アンテナ」で、右は「可動アンテナ」を閉じたところ。

1/100 カミーユビダン

ゼータガンダムと同スケールのパイロットフィギュアです。

カナリ精巧に作られていますね。
色は頑張って塗りましょうw

アクションベース用ジョイント

当キットをアクションベースに対応させるパーツです。

「MS形態用」と「ウェイブライダー形態用」がそれぞれ付属します。

利用の際は、股下にジョイントを接続し、

「アクションベース5」などの 角穴ジョイントに接続すればOKです。

ハイパーメガランチャー

付属しません!

あえて言わせてもらいましたが、非常に残念…。orz

先代には付いていたんですけどね…。

当機を象徴する武器だと思うのですが、どうしてオミットしちゃったのでしょうか…。(T^T)

余剰パーツ

当キットに余剰パーツは出ませんが、ご覧のパーツが予備として1つ多く付属します。

これは額の位置に使うものですが、

ランナー上の都合とかではなく、意図的に2つ用意されているようです。

もしかすると破損しやすかったりするのかも知れませんね。

◆ギミック◆

コックピットハッチの開閉

コックピットハッチは開閉可能です。

ただ実際には、それができるデザインではありません…。
どう見てもぶつかりますね。(;^_^A

胸部アーマーを動かしたり、干渉を避けながら開く必要があります。

あと内部にはちゃんとパイロット(カミーユ)が乗っています。

ウェイブライダーへの変形

ウェイブライダーへの変形は、差し替えなしで再現されています。

プロセスは結構複雑なので、少し端折りますが、だいたい次のような感じです。

ブレードアンテナをたたむ。

胸部アーマーを跳ね上げて、頭部と腹部を収納。

腕部を変形。(ちょっと縮む)

肩を前へ。

フライングアーマーを横に逃がす。

腰部を下げると股関節のロックが解除されるので、 両足を展開。

フロントアーマーは内側にたたむ。

フライングアーマーを上下反転。

ウイングを開いて腕部を収納。
この時フライングアーマーは腕部のハードポイントで固定されます。

本体をひっくり返えす。

脚部をボディ側に寄せる

サイドアーマーを反転。

胸部のアーマーと一緒に内側につめる。

ふくらはぎのスラスターを引っ張り上げて展開。

膝を逆関節に折り曲げ、スラスターも合わせて収納。

つま先をのばす。

シールドは軽く後ろにそらせて、

ジョイント位置を下側に移動。

ライフルは前述の携行モードに。
さらに後方にもう1つあるジョイントも引き出しておきます。

いよいよ最終工程です。

先ほどのシールドを機首として接続。

腰部のロック機構を固定し、スタビライザーを伸ばす。

背中のアーマーとスタビライザーを固定していたラッチを動かしてフラットに。

あとはライフルを上部に搭載すれば、

ウェイブライダーの完成です!

この状態でもサーベルラックは開くので、ビームガンの発射シーンも再現できます。

コックピットも一応開きます。

でもパーツ干渉でちょっと無理がある感じ?

カミーユが座っているシートは90度回転可能です。

スタンドでのディスプレイには前述の「ウェイブライダー形態用」を使います。

利用方法はMS形態時を同じ。(股下に接続)

アクションベース5を使うとこれくらいのサイズ感です。

ランディングギアの展開

シールドと、フライングアーマー、腰部には「ランディングギア」が設けられています。

クランク状に引き出すことで、ご覧のように展開。

これを使うと、スタンドがなくても降着状態で飾ることができます。

以上、MG「ゼータガンダム Ver.Ka」のレビューでした。

◆動画版◆

レビュー動画(YouTube)

組み立て工程(YouTube)

プラモデラー

ガンプラをライフワークとするモデラ―。ガンプラほか、主にバンダイ製キットの製品内容などを紹介しています。

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