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【可動】プラ関節に気を付けよう!足回りがちょっと残念な裏の主人公機がこちらです

シゲチャンネルプラモデラー

こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。当記事では、

ガンプラの「可動チェック」を紹介しています!

今回のガンプラは、

ダリルバルデ です!

品名:HG 1/144 ダリルバルデ [MD-0064] / HGWM 08
定価:2,090円(税込)
発売日:2022年12月3日
販売形態:一般販売

最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットではガンプラの高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。

HG(ハイグレード)
ガンプラで最もスタンダードな1/144スケールのブランド

HGWM(High Grade The Witch from Mercury)
水星の魔女のHGシリーズ。
当方が便宜上使用している略称です。

◆HG No.08 ダリルバルデ◆

「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場する、赤きモビルスーツ「ダリルバルデ」。
パイロットは本作の「裏の主人公」とも噂される「グエル・ジェターク」です。

手足が分離し自律型ドローン兵器として稼働するのが最大の特徴で、劇中ではそれらを有効活用した非常にアクロバティックな戦い方を披露します。

【ダリルバルデ】
ジェターク社による第5世代実証機。
意思拡張AIによって自律行動を行う新型ドローン兵器を装備している。

型式番号:MD-0064
頭頂高:18.7m
重量:72.8t

(引用元:機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト)

ジェターク社(ジェターク・ヘビー・マシーナリー)
「機動戦士ガンダム水星の魔女」に登場する架空の企業。

◆可動チェック◆

それでは早速、当キットの可動についてご紹介します!

頭部

両端がボールジョイントの首で、胸部に接続。

傾斜は、前後委がこれくらいで、

左右がこのくらい。

いずれも十分動きます。

回転も特に問題なく1周可能です。

腕部

ボールジョイントで胸部に接続。

胸部側の受けもボールジョイントで、少しですが腕を前に引き出せます。

ショルダーアーマーは真上くらいまで跳ね上げ可能です。

肩はここまで上がり、

特に干渉等なく、ぐるぐる回ります。

腕自体は、肩にスイング軸。

二の腕に回転軸。

肘は二重関節で、90度ちょっと曲がります。

あと前腕との接続部も、ちょっとだけ回転。

ハンドパーツはボールジョイントで着脱可能です。

腹部

ボールジョイントで腰部に接続。

腹部側の受けは、左右スイングもできます。

可動はジョイントの遊び程度ですが、柔軟に動き、

360度回転可能です。

胸部側もボールジョイント接続で、前後に大きくスイング。

ただ横はほとんど動きません…。

脚部

軸関節で股関節に接続。

水星のキットではお馴染みの、腰部側に穴が開いているタイプです。

脚の付け根は3軸の関節になっています。

開脚は悪くありません。

でも前後はもう少し足が上がると良かったかな?と思います。

脚自体は、大たい部に回転軸があり、

膝が二重関節で、90度以上曲がります。

足首は2軸の関節で、前後に大きくスイング。

左右も180度以上の範囲で動きます。

足部はシンプルにボールジョイント接続です。

つま先とカカトは、ギミックの都合もあって上下にスイング。

つま先はKPSですが、カカトは普通のプラ関節なので摩耗が心配です。

KPS(強化ポリスチレン)
弾力があって柔らかく可動部分によく採用される素材。
PS用接着剤が利用できて塗装も可能。

接地性は、横がカナリ優秀。

水平近くまで追従します。

対して前後はちょっと残念…。

つま先が上がらないのが原因です。(T^T)

◆まとめ◆

  • 「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のガンプラです。
  • おおむねシリーズ共通の構造になっています。
  • 可動は非常に優秀と言えますが、脚部関連のパーツ干渉がちょっと残念。
  • カカトは通常のプラ関節なのでヘタリやすいです…。

以上、HG「ダリルバルデ」の可動チェックでした。

その他、付属品のプレイバリューや詳細に関しては、過去のレビュー記事(Yahoo!ニュース)もしくは、YouTubeのレビュー動画をご覧いただければ幸いです。

レビュー(YouTube)

組み立て工程(YouTube)

プラモデラー

ガンプラをライフワークとするモデラ―。ガンプラほか、主にバンダイ製キットの製品内容などを紹介しています。

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