【厚木市】見学の難易度が高め!市内3基の前方後円墳のうちのひとつに行ってみた
こんにちは、先日船子にある『地頭山古墳』という前方後円墳の取材をしたときに、市内にはあと二基の前方後円墳があるということを知って、先日そのうちの一つ『愛甲大塚古墳』に行ってきました。
愛甲大塚古墳
愛甲大塚古墳は厚木市と伊勢原市にまたがって愛甲石田駅の南側に位置する前方後円墳です。
4世紀頃に築造され全長70~80メートルほどありますが、残念ながら平安時代頃に前方部が削り取られてしまったようです。
石田車塚(いしだくるまづか)古墳とも呼ばれているようです。
目の前はコインパーキング
地図アプリを頼りに行ってみたのですが、迷いに迷ってなんとか辿り着いたところがココ。住宅街の中のコインパーキングです。
が、案内板はおろか、愛甲大塚古墳の「あ」の字も書かれていないので、「本当にここかな〜」と不安になるが、地図アプリではバッチリ一致していたので、それを信じてとりあえずまわりを見回してみました。
コインパーキングの奥はこんもりと盛り上がっていて周りは防草シートが貼りめぐらされていました。
端っこに小道が見えたのでそこを目指して防草シートを3、4m登りましたが、手も使って登る感じです。スニーカー必須!サンダルは避けたほうが無難です。
登り切ると、細道が先に続いているのが見えました。
他に道はないので、この細道を進みます。
途中の道祖神に手を合わせつつ先へ。
防草シートを登ってから3分ほど歩くとフェンスが見えてきました。どうやらココが端っこのようです。
フェンスの先は急斜面になっていて、これ以上先には進めません。
振り返ると、反対側もフェンス際が狭くて、ちょっと歩けそうにはないです。
細道以外は鬱蒼とした雑木林で、古墳の中に入るのもちょっと危険なかんじがします。
あまり見かけない蝶がいたので調べてみると「ジャコウアゲハ」という蝶でした。
といふうに、決して観光地として整備されているかんじではなく、たどり着くのにも、見学するのも難易度高めですが、一度チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
ご興味のある方ぜひ行ってみてください。
愛甲大塚古墳
住所:厚木市愛甲東1−10
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