こんにちは、sonoです。昨年秋、厚木交響楽団の第87回定期演奏会の記事を紹介しましたが、あれから半年、また厚響の定期演奏会の季節となりました。

4/16(日) 厚木交響楽団の第88回定期演奏会が、厚木市文化会館で開催されます。

プログラム：

● R･ワーグナー／『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲と愛の死
● G ･マーラー／交響曲第9番ニ短調

今回、86回定期演奏会でも指揮した新田ユリさんを指揮者に迎えての演奏です。

厚木交響楽団

厚木交響楽団は、県内で7番目のアマチュアオ－ケストラとして1977年12月に誕生し今年で45年目。20代〜80代まで幅広い年齢層のメンバーで構成され、毎週日曜の夜に練習を行い、年に２回の定期演奏会を厚木市文化会館大ホールを中心に開催しています。

コンミス天野克子さんの勇退記念演奏会

そして今回は、40年の長きに渡りコンサートミストレスとして厚木交響楽団を牽引してきた天野克子さんの勇退記念演奏会となります。

天野克子さんがバイオリンを始めたのは10歳の頃、そこから常にバイオリンと共に歩み続けた75年。昭和音楽大学での指導の経験をはじめ、バイオリン教室も主催しながら厚木交響楽団のコンミスとして心血を注いできた40年間。
今回の演奏会を最後にその大役を降りることになります。

NHK交響楽団第1ヴァイオリン奏者として第一線で活躍している宇根京子さんと。

厚木出身の宇根京子さんは、幼少期に天野克子さんに師事していた時期もあるそうです。

バイオリン教室で教え子を指導する様子。厳しくも愛情あふれる指導でお弟子さんに慕われ、教室を卒業して成長したお弟子さんとも長く交流が続いています。

惜しまれつつ今回の定期演奏会でその座を降りる天野克子さん。厚木交響楽団のコンミスとしての天野克子さんを観ることが出来るのは今回が最後になりますが、勇退後も厚響の2nd ヴァイオリンのTopの席で引き続き演奏される予定です。今後のご活躍も楽しみですね。

厚木文化会館の改修工事

また、開館から40年以上がたった厚木市文化会館は、7月より一年半の改修工事に入ります。今回が現厚木市文化会館での最後の公演となります。

厚木市文化会館改修工事の間の一年半は、厚木以外のホールでの開催になる予定です。そのため89、90、91 回の定期演奏会は近隣のホールでの開催となります。

団長の島さんからのメッセージ♪

『厚響にとって今回の第88回定期演奏会は特別な演奏会です。40年近くコンサートミストレスとして当団の音楽を力強く牽引してきた天野克子さんが、今回の演奏会を最後に、その席を後進に託したいということで、今回はそのコンサートミストレス勇退記念演奏会とさせて頂いております。
演奏会は天野克子さんの希望で、新田ユリさんの指揮で「マーラーの交響曲第9番」をとのリクエストにご多忙な中、新田ユリさんに指揮を引き受けていただき実現しました。 天野克子コンミス勇退記念演奏会を十分ご堪能ください。

また、厚木交響楽団の主催公演では小さなお子様のご入場は制限いたしておりません。これは1人でも多くの方に生のオーケストラをお楽しみ頂くとともに、クラシックコンサートの雰囲気、マナーについても慣れていただきたいという本団の主張でもあります。共演頂く指揮者をはじめアーティストの方には、予め入場制限のない事はご承諾いただいております。
クラシック音楽はなるべく静かな環境のもとでお楽しみ頂くものです。ご来場の皆様が静かで落ち着いたより良い 環境のもとで演奏会をお楽しみいただけますように、皆様おひとりおひとりのご協力をお願い申し上げます。』

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当日券をお求めの際には窓口で『Yahooの記事を見た』と言うと、当日券1,500円のところを1,000円にて販売してくれるとのことです。
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現厚木文化会館での最後の公演、また、コンミスとしての天野克子さんを観ることが出来る最後のチャンスとして是非会場に足を運んで、クラシック音楽を存分に味わってみてはいかがでしょうか。