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【京都市山科区】新十条の京風たこ焼きのお店は、あの平野神社の名物老舗店!? 串焼きにも秘密ありですよ

苑麻地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

新十条の折上神社交差点の南東角にある「たこかつ」。

道を挟んでシャトレーゼの真ん前にあるので、目立つ位置にあり、「なにか屋台っぽいお店があるな。」とご存知の方も多いのではないでしょうか?

数年前にお弁当屋がオープンしてから、ホットドック店などに変わって、今年の春ごろにたこ焼き屋がオープンしていることに気が付いたのですが、何度も前を通るも運悪くお休みの日に当たっていて、3か月以上かかっての念願の初購入です。

メニューはたこ焼き店としてはかなり豊富で、たこ焼きの他には焼きそばやべた焼、豚ぺい焼き・豚キムチ・牛串・中落ちカルビ串もあります。

夏の今の季節にはかき氷や10月からはおでんもされるそうです。

ゴルフの貼り紙は店主の趣味だそうで、ゴルフで臨時休業にされる時もあり、その場合は定休日の月曜日を代替営業されるとか。

お店の裏手には「平野名物 たこやき」の文字が書かれた看板が!

実はこのお店は北区の平野神社の境内で30年以上縁日などに出店をされている有名店で、平野神社の花見茶屋にも参加されています。

お正月などは平野神社で営業されるので、こちらのお店はその間は休みになります。

筆者も以前勤めていた会社の花見が毎年平野神社境内の花見茶屋だったので、長蛇の列が出来ていたこちらのお店には見覚えがあります。

以前からの常連客が原谷や金閣寺から来られたりするため、お店の前にはカウンターと横にはテーブルを設置されていて、イートインも可能です。

筆者もたこ焼きが焼きあがるまで、座ってゆっくり待たせてもらいました。

近所の常連客が暑さを避けて、店主との会話を楽しみながら一休みされているのを見るとホッコリします。

筆者も会話に混ぜていただいたのですが、すじ肉をおいしく煮る方法など、「それって店の秘伝では!? 」と言う事も惜しげもなく教えてもらえました。

お子さまにはくじ引きなどサービス企画をいろいろされていたりと、店主の人の良さがうかがえて、さらにホッコリさせていただきました。

こちらが購入したおもち・すじコン・タコが2個ずつ入りのバラエティセット(500円)です。

キャベツの入った昔ながらの京風のたこ焼きで、辛い泥ソースにも変更が可能なところが関西らしいです。

たこ焼きもおいしかったのですが、お店秘伝の炊き方のすじコンがすごくおいしかったです。

お肉は親類がいらっしゃる嵐山中村屋から仕入れているので、お肉の品質が良くて、すじコンだけでなく肉串系もかなりの人気とか。

こちらの牛串(400円)はなんと和牛A5ランクのステーキ肉を使われていて、肉の香ばしさと脂の甘さ、肉汁のじゅわっとしたおいしさで、文句なしです。

まさか、たこ焼き屋でA5ランクの牛肉に巡り合えるとは想像だにしていませんでした。

後日買いに行った、たこ焼き14個入り(900円)もこのボリュームです。

たこかつさんのすじコンの味に魅了された筆者は、べた焼すじコン入り(400円)を注文。

卵とキャベツの懐かしい味のべた焼でしたが結構なボリュームがあり、お昼ごはんならばこれだけでいいくらいの大きさです。

メニューにはないですが、「なつかしいべた焼を食べたいけれど大きいのは…」という高齢のご婦人の声を受けて、ハーフサイズを作ることもあるそうです。

「流行るのではなく、地域の人が気軽に来てくれる方がうれしいから。」という店主が本当にやさしすぎる。

小さなお店で作り置きせず注文ごとに焼かれるため、少々時間はかかりますが、焼き立てを提供されているので、ぜひ食べてみてくださいね。

【店舗情報】

たこかつ

〒607-8202 京都府京都市山科区西野山中臣町26-164

営業時間:11:00~22:00

定休日:月曜日(不定休・臨時営業あり)

LINE公式アカウント:@741mqden

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

地域ニュースサイト号外NETで京都市山科区・東山区のライターをしています。過去6回の引っ越しもすべて京都市内という、京都LOVERな京都生まれの京都育ち。元不動産営業&ライターという地理勘と経歴を生かし、「観光地としての京都」・「地元民から見た京都」のメジャー&ニッチな情報の発信を目指しています。「古き良き祇園」・「フォトジェニックな旬なスポット」・「日常の地元情報」と、さまざまな山科区・東山区のトレンド情報をお届けしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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