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【京都市山科区】「え!うそやろ!」あの看板のお店は、幻のスペシャルティコーヒーが手軽に飲める穴場です

苑麻地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

外環にある西友山科店の南側の交差点に、気になる看板のお店があるのはご存知でしょうか?

ピンクに黒の文字で「えっ!うそやろ!」と目立つため、車で通られる方も目にした記憶がある方も多いと思います。

筆者もその一人で、「なに屋さんなんだろう?」とは思っていたのですが、お店の前にある看板で、コーヒーのお店の「CAFE SARRIA」(カフェサリア)と知り、伺わせていただきました。

お店の扉の横には小窓があり、メニュー表などが貼られています。

テイクアウトの注文は外からすることもできます。

テイクアウトするつもりだったので、店先の外から注文したのですが、常連のご婦人から「暑いから中で待たはったらええねん。」と、京都弁でお誘いいただき、カウンター5席の店内の入口近くに着席しました。

真夏の炎天下を歩いてきたので、オリジナルブレンドのアイスコーヒー(380円)をブラックで注文しました。

ライトテイストなのですが、しっかりとコーヒーの輪郭がありつつも飲んだ後は爽やかに苦味が消えていき、安価なアイスコーヒーとは一線を画しています。

店内をきょろきょろしていると、壁にコーヒー豆やタンブラー・ギフトセットなどのたくさんの商品がありました。

その中には幻と言われるコーヒー品種のスペシャルティコーヒーの「ゲイシャ」もあります!

実は、カフェサリアは全てのコーヒーが自家農園のスペシャルティコーヒーで、アイスコーヒーが激ウマだったのにも納得です。

筆者もスペシャルティコーヒーとは気が付かず、「とても美味しい。」と思いながら飲んでいて、380円と言うお値段にいまさら衝撃を受けました。

ゲイシャは希少な品種のコーヒーで、1杯1,000円以上のお値段で提供されているお店が多いのに、それが1杯750円とは…、「え!うそやろ!」と言ってしまいそうになりました。

コーヒー豆の量り売り販売もされています。

手軽に1杯ずつ出来るドリップタイプもオリジナル(200円)とゲイシャ(500円)を販売されているため、「ゲイシャをお試しにまず1杯飲みたい。」と言うのもできますよ。

店主さんや常連さんとのお話が楽しくて、そのまま席にいたため、2杯目にカフェラテのアイスを頼みました。

コーヒーの濃さとミルクの量を聞かれたので、少し濃い目でお願いしました。好みの調整が出来るのがうれしいです。

濃いめに入れていただいたコーヒーがおいしいのはもちろん、ミルクも普通の牛乳ではない濃厚な味で、コーヒー牛乳とは全く違う味わいです。

こちらの店主さんは、コーヒーの詳しい説明は問われないとしないというスタイルで、会話が楽しい方だったので意外でした。

「説明するよりも飲んでいただいた方がわかるし、初めから全部知ってしまうと楽しくないでしょう。」とおっしゃっていて、押しつけがましくない雰囲気が、居心地の良いお店を作られているのだと納得しました。

小1時間ほどお邪魔させていただいたのですが、入れ代わり立ち代わりお客さんが来られて、ドリップコーヒーをさっとまとめ買いしていかれる方もいました。

高品質のスペシャルティコーヒーが手軽な値段で飲めることに驚きましたが、店主さんの商売っ気のないさらりとした対応や常連の方とのお話が楽しいお店で、「もっと早く来ておけばよかった。」と後悔しました。

ギフトセットも高級感のある包装で1000円台からあるので、プチギフトにも使えますよ。

今なら期間限定でゲイシャ(豆)250gが、4,980円でとてもお得です。

CAFE SARRIA オープン時パンフレット(営業時間は2022年8月20日現在とは違うので注意! )
CAFE SARRIA オープン時パンフレット(営業時間は2022年8月20日現在とは違うので注意! )

こちらの近くに行かれた際には、ぜひ一度スペシャルティコーヒーを味わってみてくださいね。

【店舗情報】

CAFE SARRIA(カフェサリア)

〒607-8075 京都府京都市山科区音羽野田町15-3 大栄ファーストビル1階

営業時間:9:00~18:00

定休日:日曜日

電話:075-582-5025

Instagram:@cafesarria_coffee

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

地域ニュースサイト号外NETで京都市山科区・東山区のライターをしています。過去6回の引っ越しもすべて京都市内という、京都LOVERな京都生まれの京都育ち。元不動産営業&ライターという地理勘と経歴を生かし、「観光地としての京都」・「地元民から見た京都」のメジャー&ニッチな情報の発信を目指しています。「古き良き祇園」・「フォトジェニックな旬なスポット」・「日常の地元情報」と、さまざまな山科区・東山区のトレンド情報をお届けしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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