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【京都市山科区】そうだ勧修寺、行こう。東山を借景とした紅葉燃ゆる庭園を堪能してきました

苑麻地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

JR東海が行っている京都旅行のキャンペーンの「そうだ京都、行こう。」というのはご存じでしょうか?このキャンペーンは今年で29年目なのですが、2018年度の春のキャンペーンのポスターは山科区勧修寺(かんしゅうじ)にある勧修寺(かじゅうじ)でした。そのため桜のイメージが強いのですが、菖蒲や藤・睡蓮・紅葉など四季折々の草木が楽しめる庭園が人気です。

東山を借景とした庭園は、手入れが行き届いており美しいです。

睡蓮の池までの砂利道の途中には、落雷によってに分割されたと伝わる山桃の古木があり、樹齢350年と言われています。

睡蓮の開花時期は夏であるため、今の季節の睡蓮の池は枯れた睡蓮が群生しており、秋の侘寂を感じさせます。

池のほとりには観音堂があります。前が大きな芝生の広場になっているため、集合写真を撮られたり、のんびりとされている人の姿もありました。

水戸光圀公の寄進された勧修寺灯篭から、池のほとりにある観音堂を望む風景を見ていると、「はるか昔の人もこの風景を見たのか」と、感慨深いものがあります。

真っ赤に燃ゆる紅葉と鮮やかな黄色の銀杏に常緑樹の緑と、秋が一年で一番彩り豊かであることを感じさせます。

境内の奥には弘法大師(空海)の像もあります。

珍しい秋咲きの桜を庭園内で何本か見かけました。秋に桜が見られるとは思っていなかったので、少し得した気分になりました。

庭園内は飲食は不可ですが、ベンチがあったり芝生が解放されていたりと、ゆったりできるスペースがたくさんありました。紅葉狩りだけでなく日常の散策にもぜひ行ってみてくださいね。

【施設情報】

勧修寺

〒607-8226 京都府京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6

拝観時間:9:00~16:00

拝観料:400円

電話番号:075-571-0048

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

地域ニュースサイト号外NETで京都市山科区・東山区のライターをしています。過去6回の引っ越しもすべて京都市内という、京都LOVERな京都生まれの京都育ち。元不動産営業&ライターという地理勘と経歴を生かし、「観光地としての京都」・「地元民から見た京都」のメジャー&ニッチな情報の発信を目指しています。「古き良き祇園」・「フォトジェニックな旬なスポット」・「日常の地元情報」と、さまざまな山科区・東山区のトレンド情報をお届けしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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