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【京都市山科区】マイセンでスペシャルティーコーヒーが楽しめる純喫茶店は、ドルチェにもこだわりありです

苑麻地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

渋谷街道と西野道の丁字路を東にいったところに、1977年創業の純喫茶「船越珈琲店 西野店」があります。外環三条にも姉妹店の「京都船越」があるので、知っている方も多いかも?

外からも見える大きな焙煎機はイタリア製で、一度に10kgのコーヒー豆を焙煎することができます。

自家焙煎をしたコーヒー豆を販売されていて、中には海外から生豆を送付して焙煎を依頼する顧客もいらっしゃるそう。

アイスコーヒーと普通のコーヒーとでコーヒーミルを変えるというこだわりようです。

高級豆のコピ・ルアクも原産国のインドネシアから買い付けされています。こちらの1袋でなんと1万円もします。

コピ・ルアクの生豆も見せていただきました。コーヒーは豆の周りに果肉があり、通常は果肉取り除いて乾燥するのですが、コピ・ルアクはジャコウネコの糞からとれる未消化のコーヒー豆なのです。ジャコウネコの腸内で発酵することによりカフェインが通常の半分になるためマイルドな風味が特徴で、コーヒー豆の中でも高額で取引されています。

コーヒー豆を販売されている横には、マイセンのコーヒーカップのセットがずらりと並んでいます。

飾ってあるだけではなく、コーヒーの提供もマイセンのカップでしていただけます。

メニューには厳選されたコーヒーが並んでいて、軽食やサンドウィッチなどのメニューもあります。ケーキセットもあり、コーヒーは船越ブレンドかブルーマウンテンブレンド、ケーキはガトーショコラかチーズケーキを選ぶことができます。

しかし、おすすめはコピ・ルアクケーキセットです。1杯1,300円のコピ・ルアクですが、ケーキセットだと1,500円ととってもお得です。

コピ・ルアクケーキセットを注文しました。初体験のコピ・ルアクは軽やかな苦みで酸味がほとんどないのですが、香りが豊かでマイルドな風味でした。

ガトーショコラは中にとろりとしたチョコが入っていました。驚いたのがかけられているオレンジ色のソースです。

実はこちらはソースではなくHATISUKEの柚子はちみつで、「柚子のソースがさっぱりしておいしい」と思って食べていたのですがはちみつと全く気が付かず、後で聞いて驚いたほど穏やかな味でした。

店主の方といろいろお話したのですが、話題が豊富でとても楽しかったです。会話の中で「コーヒーは好みによるからね。」と値段ではなく、お客の好みを聞いてコーヒーを勧めてくださる対応がとても印象的でした。

お店には10台分の駐車場も完備されていますので、ぜひ行ってみてくださいね。

【店舗情報】

船越珈琲店 西野店

〒607-8341 京都府京都市山科区西野今屋敷町83-2

営業時間:9:00~17:00

定休日:火曜日

電話:075-593-2731

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

地域ニュースサイト号外NETで京都市山科区・東山区のライターをしています。過去6回の引っ越しもすべて京都市内という、京都LOVERな京都生まれの京都育ち。元不動産営業&ライターという地理勘と経歴を生かし、「観光地としての京都」・「地元民から見た京都」のメジャー&ニッチな情報の発信を目指しています。「古き良き祇園」・「フォトジェニックな旬なスポット」・「日常の地元情報」と、さまざまな山科区・東山区のトレンド情報をお届けしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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