2023年12月に、三条通の四ノ宮交差点近くにあったセイジツベーカリーの跡地におかもと製パンが開店予定とお知らせしていましたが、2024年1月10日にオープンしました。

11時ごろに伺ったのですが、初日とあって次々にお客様が来店し、お店の方もフル稼働でパンを焼きあげては補充をされたりと、お忙しくされていました。

入り口を入ってすぐに製パン用小麦粉のエコード・リスドォル・スーパーキングなどの袋が置かれていて、製パンが趣味の筆者は思わずにやりとしてしまいました。

パンの種類は、食パンやメロンパンなどのスタンダードなものをはじめとして、ざっと見でも50種類くらいあります。

お値段の方は菓子パン・総菜パンは120円（税込）からで、160円（税込）の商品が多くリーズナブルな印象です。

店長さんと店員さんにおすすめのパンをうかがってみました。1つ目は食パンです。もちもち角食ぱんは1斤200円（税込）と、お手頃価格で販売されています。

もちもち角食ぱんのほかに、米粉ぱん・玄米ぱんもあり、こちらは8cm×8cmのミニ食パンで冷凍で販売されているので、お求めの際には店員さんにお声がけしてください。

2つ目はこちらのゴールデンカレーパン。コクのある甘口のカレーに隠し味の福神漬けのカリっとした歯触りがアクセントとなっており美味しいです。

3つ目と4つ目が左の木の実たっぷりボストークと右のはちみつプティング切り株仕立てです。フランスパンを使ったフレンチトーストなのですが、外はカリっと中はアパレイユでしっとりとしたカスタード味で、とても美味しいです。

ハンバーガーや生クリームを使ったパンなどは、冷蔵のショーケースに陳列されています。筆者は細長いフランスパンタイプのカスクードを購入しましたが、きゅうりが分厚いのでフレッシュな風味と歯触りがしっかりあります。しかもスライスチーズではなくスティック状のチーズを挟んであるためチーズの風味も濃く感じて、工夫されていることがわかります。

カレーパン・カスクード・いちごのデニッシュなどを購入させていただいたのですが、ソフトパン・デニッシュパン・フランスパン・揚げパンとどれもパンの生地違うはずなのに美味しくて、始めは「優等生タイプのパン屋さん」と思いました。しかし、アールグレイのメロンパンと言った変化球のパンも美味しくて、研究をされていると感心しました。

お店に駐車場はなく、三条通四ノ宮の交差点を北に行ったところとお店の１つ西の角を南に行ったところにコインパーキングがありますので、お車で行かれる際にはそちらを利用してくださいね。

【店舗情報】

おかもと製パン

〒607-8035 京都府京都市山科区四ノ宮神田町19 ヴィラ大成1階

定休日：月曜日

営業時間：8:00~15:00（売切れ次第閉店）

公式Instagram：@okamoto.seipan