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【京都市山科区】あの懐かしのメロディとともに、ロバのパン屋さんを山科団地で発見しました!

苑麻地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

山科団地の近くを通りかかったところ、聞き覚えのあるメロディを耳にして、音楽が流れている方向にダッシュしました。

山科団地の北側にあるフレスコ西野店の斜め向かいに、赤と白の縦じまの車が止まっており、そちらから音楽が流れています。

そう、京都人ならば1度は見たことがあるであろうロバのパン屋さんです。山科にも5年くらい前までは移動販売に来られていたのですが、最近では見かけなくなっていました。

お店の方にお話をうかがったのですが、ロバのパン屋は、初代の桑原貞吉氏が岐阜県出身でまんじゅうと蒸しパンを販売していたが、京都に移住。移住後もまんじゅうと蒸しパンを販売されていて、現在の株式会社ビタミンパン連鎖店本部の元となったそうです。

西日本を中心に昭和の一時期は170台以上が移動販売をしていましたが、現在は京都と岐阜県など4店舗しかないとのことです。京都のお店は社長の健康問題で現在休業されていて、こちらの方は岐阜から来られて滋賀県や京都を中心に移動販売とイベント販売をされているそうです。

京都の移動販売の車は赤と白の横じまのツートンだったので、初めに見たときには「あれ?」と思いましたが、5年ほど見かけなかったことも併せて納得しました。

見つけたのは2024年1月8日だったのですが、山科での販売は今日が初めてとのことです。「先日は南区に行ったがすぐに売り切れてしまった」とおっしゃっていて、京都人のロバのパン好きを再認識しました。

残念ながら現在はみたらし団子の販売はありませんが、蒸しパンは種類も豊富にパワーアップして販売されていました。

この日は、黒糖・抹茶・つぶあん・紅茶・いも・チョコ・カスタードクリームの7種類がありました。

5年前に購入したときには手のひらに乗るまんじゅうくらいのサイズだったのですが、筆者の握りこぶしよりも大きなサイズになっています。

食べてみると、筆者が子供のころから食べていた蒸しパンの味で懐かしく思いました。しかも抹茶やカスタードクリームなどは生地の風味が強くなっており、より一層おいしくなっていました。

次回山科に来られるのは未定ということでしたが、「また販売に来ます」とおっしゃられていたので、見かけたらぜひ購入してみてくださいね。

【店舗情報】

ロバのパン工房

〒504-0907 岐阜県各務原市那加住吉町2丁目38-2 那加住吉ビル1階

電話番号:058-260-3301

公式Instagram:@robapan20220701

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

地域ニュースサイト号外NETで京都市山科区・東山区のライターをしています。過去6回の引っ越しもすべて京都市内という、京都LOVERな京都生まれの京都育ち。元不動産営業&ライターという地理勘と経歴を生かし、「観光地としての京都」・「地元民から見た京都」のメジャー&ニッチな情報の発信を目指しています。「古き良き祇園」・「フォトジェニックな旬なスポット」・「日常の地元情報」と、さまざまな山科区・東山区のトレンド情報をお届けしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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