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【京都市山科区】山科駅近の人気の和食店「旬彩おく村」の旬彩御膳で昼飲みを堪能。予約必至の恵方巻もあり

苑麻地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

2023年8月にお伝えした、山科駅から徒歩6分、外環三条の交差点から一つ目の角を南に400mほど行ったところにある和食屋「旬彩おく村」。普通の日がハレの日になる旬彩御膳が人気で、予約だけでいっぱいの日があったり、営業時間終了前に売り切れの時もあったりと、人気のお店です。

たまたま女将さんのInstagramのストーリーズに、「本日はランチ席の空きがあります」との掲載があり、久しぶりにおうかがいしてきました。

実は女将さんは日本酒のソムリエと言える唎酒師の資格をお持ちで、日本酒3種のセットもお任せで頼んでみました。左から辛口・やや甘口・甘口と、同じ日本酒でもかなりの違いに驚かされます。

ちなみに「全部辛口で」とか、「今日の料理に合うもの」という注文もOKです。

料理はもちろん一番人気の旬彩御膳です。以前は8月で夏の食材だったのですが、1月ということで、白和えにはカニ身が入っていたり、太ねぎの天ぷらがあったり、青菜の辛し和えがあったりと季節を感じさせる食材が使われていました。

もちろんどの料理も美味しかったのですが、驚いたのがお刺身です。ぶりと鰹で、「寒ブリは旬だけど、今の季節に鰹?」と思ったのですが、鰹の臭みがなく脂がのっていて、本当に鰹なのかと思うほど美味しいです。

後で調べたところ、冬に水揚げされる鰹は「迷い鰹」といわれ、脂の乗りがよく大トロよりも高値で取引されることもあるそうです。

この日のご飯とお味噌汁は、鯛めしと大根と人参の白みそ汁でした。思いがけず初鰹をいただいたのに鯛までいただけて、めでたさも2倍になった気分です。

お酒をいただいていたので、「(〆に)後でお出ししましょうか?」との気遣いもいただき、あまりの美味しさに鯛めしをお替りしてしまいました。

お味噌汁もかつお出汁のきいた京風で、野菜の甘みと白味噌のまろ味がほっこりとさせてくれます。三つ葉が入っていてネギとは違う上品な清涼感があります。普通ならばネギを入れてしまうところを、料理とのバランスを考えて三つ葉を選ぶ発想に非凡さを感じます。

お店の前に恵方巻のポスターがあったのでうかがったところ、毎年恵方巻を販売されているのですが、注文が予約分でほぼ埋まり、当日販売はごく少数で開店すぐになくなることもあるので予約するのが確実とのことです。

今年も恵方巻の仕込み準備で、2024年2月1日・2日は臨時休業され、節分当日の2月3日も恵方巻販売のため通常営業は休まれるとのことです。

(画像提供:旬彩おく村)
(画像提供:旬彩おく村)

旬彩おく村の恵方巻は、数の子・鰻・海老・玉子・三つ葉・かんぴょう・椎茸と、伝統を抑えながらも豪華な内容で、ランチの美味しさから恵方巻の美味しさも容易に予想できます。

実際、去年予約注文した友人達からも「具も豪華で美味しかったけれども、酢飯も海苔も本当に美味しかった」と好評でした。

(画像提供:旬彩おく村)
(画像提供:旬彩おく村)

水曜日が定休日ですが臨時休業もあるため、お店に行かれる際や電話される時には注意してください。

またランチは予約数は確保されていますが、「旬の新鮮なものを」とのこだわりからその日の仕入れ状況により数に変動があり、12時前には売り切れてしまうこともあるので、前日までの予約が確実ですよ。

【店舗情報】

旬彩おく村

〒607-8076 京都府京都市山科区音羽役出町1-18

営業時間:11:30~13:30、18:00~21:30

定休日: 水曜日

(まれに定休日以外にも臨時休業があるので、事前に電話で確認される方が良いです)

電話:075-502-0666

Istagram:@syunsai_okumura

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

地域ニュースサイト号外NETで京都市山科区・東山区のライターをしています。過去6回の引っ越しもすべて京都市内という、京都LOVERな京都生まれの京都育ち。元不動産営業&ライターという地理勘と経歴を生かし、「観光地としての京都」・「地元民から見た京都」のメジャー&ニッチな情報の発信を目指しています。「古き良き祇園」・「フォトジェニックな旬なスポット」・「日常の地元情報」と、さまざまな山科区・東山区のトレンド情報をお届けしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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