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【京都市山科区】老舗の本屋がまた一つ…。山科書店ラクト店が2024年3月31日で閉店されます

苑麻地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

ラクトB棟4階にある山科書店ラクト店が、2024年3月31日をもって閉店されます。

それに伴い2月から数量限定で、1会計3,000円以上のお買い上げでオリジナルエコバックのプレゼントされていたのですが、限定枚数に達したため終了。現在は第2弾として店内の一部雑貨を30%オフで販売されています。

山科書店と言えば、以前に京都薬科大学前で山科書店薬大前店(現在はエブリボディ山科店が入店)でも長年営業されていたので、なじみがある方も多いのではと思います。

山科区にも15年前位は西友前や国道1号線に丸山書店があったり(現在は新広社)したのですが、小さな町の書店を含めて次々と閉店しています。

京都府書店商業組合によると、現在山科区にはふたば書房 山科駅前店と、西友山科店内の大垣書店ブックパル山科店、Book space MONA(はっとり書店)、今回閉店する山科書店ラクト店の4店舗だけだったので、実物を手にしての新書の購入が難しくなりそうです。

以前にイオンタウン山科椥辻のお客様の声にお店が答える掲示板に、「本屋さんが欲しい」との意見がありましたが、「本屋の開店の予定はない」との内容の回答があり、山科区で本屋の新規開店は望みが薄いようです。

JR山科駅から1駅のJR京都駅には、大垣書店 イオンモールKYOTO店や大垣書店 京都ヨドバシ店といった大型書店があり、特に大垣書店 京都ヨドバシ店はコミック系が豊富なので、山科区の書店でなかった場合にそちらに行かれる方も多いのではと思います。

スマホの普及によるデジタル書籍の一般化が進んでいるので時代の流れかもしれませんが、本は紙派の筆者は一抹の寂しさを覚えました。

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

地域ニュースサイト号外NETで京都市山科区・東山区のライターをしています。過去6回の引っ越しもすべて京都市内という、京都LOVERな京都生まれの京都育ち。元不動産営業&ライターという地理勘と経歴を生かし、「観光地としての京都」・「地元民から見た京都」のメジャー&ニッチな情報の発信を目指しています。「古き良き祇園」・「フォトジェニックな旬なスポット」・「日常の地元情報」と、さまざまな山科区・東山区のトレンド情報をお届けしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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