留萌本線・真布駅廃止から1ヶ月！どうなったの？
2023年3月31日、多くの人に惜しまれながらJR留萌本線・留萌ー石狩沼田間が廃止されました。沼田町にある真布駅はどうなったのでしょうか？
廃線前・2022年夏に訪問した時の模様と、廃線後・2023年4月30日の状況を比較してみました。
なお廃止前の真布駅については下記動画でも取り上げています。外国人向けに英語字幕付きですが、You Tubeの字幕機能をONにすれば日本語字幕が出ます。
木造待合所＆木製ホームの無人駅！
真布駅は北海道沼田町字真布にあった無人駅。
真布仮設乗降場としてスタートし、1987年の国鉄分割民営化と共に駅に昇格。スタートから廃止までずっと無人駅のまま。深川方面に藤沢線踏切があり、木製スロープを使って駅施設と道路とつながっていました。
ホームは1面で、1両分の長さしかありません。
ホームに木造待合所がありました。待合所の中に入ることは出来ましたが、2022年7月訪問時は片側の扉しか使用出来ず。
駅名標は1か所。
木造待合所健在！スロープ撤去
2023年4月30日、車で道道1007号線を通って真布駅を訪問。
木造待合所は健在で、廃止された藤沢線踏切には線路への立入禁止柵が設置されていました。
真布駅跡に近づくと、駅名標とワンマン運転用のミラーが撤去されていました。
真布駅と踏切・道路を結ぶスロープは剝がされています。
踏切の遮断ポールは撤去されていたのですが、踏切名標はそのまま。
道道1007号の反対側からも撮影しました。
代替バスは沼田町営バス！
留萌本線・恵比島駅廃止から1ヶ月！どうなったの？で書いた沼田町営バス(外部リンク)が真布駅でも代替交通として担います。
留萌本線廃止前は真布駅そばを通るルートが無かったのですが、留萌本線廃線時に新ルートが出来ました(外部リンク)。
なお留萌本線廃線前のJRダイヤに倣い、真布駅近くの住民が朝に沼田町中心部や深川に通学し、夕方帰宅するダイヤしかありません(外部リンク)。真布駅跡を日中訪問する旅行者はマイカーやバイク利用が必須。マイカーやバイクを利用出来ない時は、地元のタクシー会社・明日萌観光ハイヤー(外部リンク)に電話予約するしかありません。
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