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函館駅バスターミナル利用旅行者が役立つバス停5選

宙船乗り物大好きライター・そらふね
函館駅前バスターミナル

北海道南部・函館の中心にある函館駅。駅前バスターミナルからは函館市内だけでなく、道内各地へ向かうバスが発着しています。
ただ初めて函館駅前に来た旅行者からすると、少々判りにくい構造。

そこで主に海外、道外、函館圏以外の道内から函館に来た旅行者が多く利用するバス停とバス案内所に絞ってまとめてみました。

(訪問:2023年11月、2024年2月)

バス案内・待合所

JR函館駅から国道5号・278号、市電線路にかけて広がる敷地にある建物が、函館駅前バスターミナルの案内・待合所です。

バスターミナル建物をバス停側から撮影
バスターミナル建物をバス停側から撮影

JR函館駅に降り立ってからバスターミナルに向かう旅行者も多いので、駅正面玄関からの光景もぜひ参照願います。

全景を函館駅正面玄関付近から早朝に撮影
全景を函館駅正面玄関付近から早朝に撮影

それではまず、窓口・案内所について紹介しましょう。

窓口と営業時間

1番・2番窓口は函館バスの路線バス案内と切符売り場です。

函館バス窓口1番・2番は路線バス窓口
函館バス窓口1番・2番は路線バス窓口

営業時間が9時から12時、13時から18時。

窓口1番・2番の営業時間
窓口1番・2番の営業時間

一方窓口3番・4番は札幌行都市間バス・高速はこだて号の窓口です。

札幌行・高速はこだて号窓口は3番・4番
札幌行・高速はこだて号窓口は3番・4番

こちらは朝一の便が7:28発であることもあり、朝7時からの営業。

窓口3番・4番の営業時間
窓口3番・4番の営業時間

なお窓口3番・4番は高速はこだて号に関する案内のみです。

その他

バス案内所内にはコインロッカーがあるので、荷物を置いてお出かけに大変便利。
なおコインロッカーそばには北海道バス函館特急ニュースター号(外部リンク)の案内看板があります。函館特急ニュースター号は案内及び乗車券購入窓口を函館市内も札幌市内も設けていません。

なおバスターミナルの案内窓口は函館バスの運営。函館駅前は後述しますが、函館バス、及びニュースター号以外のバス会社も乗り入れています。

コインロッカーと函館特急ニュースター号の案内
コインロッカーと函館特急ニュースター号の案内

案内所前にはジュース以外にもアイスクリームや軽食の自動販売機もあるので、ぜひ利用してみましょう。

ジュースのほか、アイス・軽食の自販機あり
ジュースのほか、アイス・軽食の自販機あり

それでは最初に札幌行き高速バスについて紹介します。

札幌行高速バス

高速はこだて号

北海道中央バス(外部リンク)北都交通(外部リンク)函館バス(外部リンク)が運行する、札幌行き都市間バス・高速はこだて号は13番のりばから発車。

高速はこだて号は13番のりば発着
高速はこだて号は13番のりば発着

13番のりばからは他に1日1本、快速瀬棚号も発着。

13番のりばには高速はこだて号(札幌行き)と函館バス・710系統(新函館北斗駅・八雲・今金・北桧山経由上三本杉行き)が発車
13番のりばには高速はこだて号(札幌行き)と函館バス・710系統(新函館北斗駅・八雲・今金・北桧山経由上三本杉行き)が発車

札幌行き高速はこだて号の発車が窓口営業中に行われるので、窓口職員の案内を希望する利用者は、函館駅前バスターミナルから乗りましょう。

函館特急ニュースター号

一方、北海道バスの函館特急ニュースター号(外部リンク)は隣の14番のりばから発車。

北海道バスは全て14番のりばから発車
北海道バスは全て14番のりばから発車

更に北海道バスは函館市内で路線バスも担当(外部リンク)しています。

札幌行き函館特急ニュースター号も14番のりばから
札幌行き函館特急ニュースター号も14番のりばから

札幌行き都市間バスも重要ですが、函館空港線も旅行者の利用が多い路線。

函館空港行バス

函館帝産バス・空港直行

函館駅ー函館空港を結ぶリムジンバスを運行するのは函館帝産バス(外部リンク)

函館帝産バスの車両
函館帝産バスの車両

函館帝産バスは函館駅前に自社の案内窓口がない代わり、バスターミナルに案内看板を設置。

バスターミナル内にある帝産バスの案内看板
バスターミナル内にある帝産バスの案内看板

函館帝産バスの空港リムジンバスは、飛行機のダイヤに対応しています。また函館駅前発は函館空港に到着するまで、函館空港発の場合は途中の停留所から途中の停留所間の利用は出来ません。

帝産バス・函館駅前発時刻
帝産バス・函館駅前発時刻

一方で本数は少ないものの、函館バスが函館空港へ向かう路線バス(外部リンク)を運行しています。

函館バス・路線バス

函館空港へ向かう場合、函館帝産バスより時間がかかりますが、筆者が訪問した時は函館帝産バスが運行していない時間に空港へ向かいたい時に利用する人が多め。
また外国人を中心に、湯の川温泉の海岸側にある施設へ行く旅行者も乗車していました。

湯の川温泉経由函館空港行・函館バスは3番のりば
湯の川温泉経由函館空港行・函館バスは3番のりば

定期観光バス

函館駅前から函館市内定期観光バスを、函館バスが運行中(外部リンク)。発車は4番のりばです。

函館バス定期観光バスは4番のりば
函館バス定期観光バスは4番のりば

フェリーターミナル行バス

函館港に発着するフェリーは、津軽海峡フェリー(外部リンク)青函フェリー(外部リンク)の2社。しかも2社のターミナルは1km以上離れていますので、間違うと移動が大変。函館駅前から運行中のフェリーターミナル行きバスは、それぞれ運行会社が違います。

津軽海峡フェリー行・帝産バス

函館駅前から距離が遠い方・青森行きと大間行きを運航中の津軽海峡フェリーへは、函館帝産バス。空港リムジンバスと同じ11番のりばです。

11番のりばに停車中の津軽海峡フェリー行き帝産バス
11番のりばに停車中の津軽海峡フェリー行き帝産バス

同じ車体なので、乗車前に空港行きと津軽海峡フェリー行きと間違わないよう注意しましょう。

車体後部にルートが掲示されていました
車体後部にルートが掲示されていました

青函フェリー行・北海道バス

一方、函館駅から近い方の青森行きを運行中の青函フェリーへは北海道バスが担当。函館特急ニュースター号と同じ14番のりばからです。

14番のりばにある北海道バス発車時刻表
14番のりばにある北海道バス発車時刻表

北海道バスが函館市内線で走るバスは小型。

青函フェリー行き北海道バス
青函フェリー行き北海道バス

最後は函館から道南各地へ向かう函館バスの紹介です。

道南地方へのバス

恵山/鹿部/木古内・知内・福島・松前方面

函館から東へ、北東へ、南西へ。渡島地方の主要町村へ向かうには6番のりばから。

恵山/鹿部/木古内・知内・福島・松前方面は6番のりば
恵山/鹿部/木古内・知内・福島・松前方面は6番のりば

厚沢部・江差方面

駅に近い1番のりばからは、厚沢部(あっさぶ)・江差といった桧山地方へのバスが発車。

厚沢部(あっさぶ)・江差方面は1番のりば
厚沢部(あっさぶ)・江差方面は1番のりば

森・八雲・長万部方面

函館から北側・函館本線沿線の町へのバスは2番のりばから。

森・八雲・長万部方面函館バスは2番のりば
森・八雲・長万部方面函館バスは2番のりば

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乗り物大好きライター・そらふね

地元北海道を中心に日本を旅するフォトライターです。フェリー・飛行機・鉄道旅が得意分野。船会社で船員管理・港業務・営業を経験後、旅行サイトでライターとなる。船・地方空港・名所・ホテルを紹介する記事を多く掲載しました。乗り物移動をより楽しくがモットー。

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