Yahoo!ニュース

2024年3月廃止!JR北海道石勝線滝ノ上駅跡(夕張市)へ再訪問

宙船乗り物大好きライター・そらふね
2024年4月のJR北海道石勝線・滝ノ上駅跡

2024年3月16日のダイヤ改正で、JR石勝線・滝ノ上駅(夕張市)が廃駅となり、信号場へ。廃駅となる3月15日の夕方、北海道テレビ(テレビ朝日系・HTB)がお別れセレモニーの様子を中継したほど(外部リンク)

筆者は2023年12月に滝ノ上駅を訪問した時の記事、

2024年3月廃止の悲境駅!石勝線滝ノ上駅(北海道夕張市)

の時とどう変わったかを確認すべく、2024年4月上旬に自家用車で現地へ向かいました。

駅舎はあるけど立入禁止

JR滝ノ上駅は国道274号沿いの夕張市にあった駅。これで夕張市にある鉄道駅は新夕張駅のみとなりました。

駅舎は残っていましたが、駅名札をはがした跡が十分判る状態。

駅名をはがした跡が残っている
駅名をはがした跡が残っている

駅舎やホームへ立入禁止となりました。

駅舎やホームへは立入禁止
駅舎やホームへは立入禁止

やはりホームや跨線橋からの景色は一般人は見納め。

ホームや跨線橋からの写真は見納め
ホームや跨線橋からの写真は見納め

駅舎入口は施錠され、中に入れません。駅舎内にはベンチの一部や千羽鶴が残っていました。

駅舎入口は施錠され内部はがらんと
駅舎入口は施錠され内部はがらんと

改めて駅舎周辺を見渡すと、自転車置き場があった事に気づいた筆者。かつてここから自転車を置いて列車に乗った人がいたのです。

駅舎右側に自転車置き場があった…
駅舎右側に自転車置き場があった…

次は駅舎右側から見た景色を紹介します。

ホーム・跨線橋はあった

ホームはほぼそのまま。

駅舎右側からホームを見る
駅舎右側からホームを見る

廃駅と共に真っ先に撤去される事が多い駅名標はありませんでした。

駅名標は撤去
駅名標は撤去

ホームと跨線橋はありましたが、石勝線廃駅の経過からすると、2024年中に撤去されることが多いです。

ホームと跨線橋はまだあった
ホームと跨線橋はまだあった

駅舎左側に移動し、駅南側との連絡通路も兼ねていた跨線橋も立入禁止。

跨線橋も立入禁止
跨線橋も立入禁止

変わらないのは今のところ列車からの景色だけのようです。

隣の川端駅駅名標は…

滝ノ上駅を離れた後、駅名標が変わった川端駅(由仁町)に車を走らせました。

JR石勝線・川端駅
JR石勝線・川端駅

駅名標を確認すると、新しく制作せずシールで対応。

駅舎側(新夕張方面)ホームにある駅名標
駅舎側(新夕張方面)ホームにある駅名標

東追分駅が廃駅となり、信号場となった時からある駅名標は石勝線の歴史です。

追分・千歳方面ホームにある駅名標
追分・千歳方面ホームにある駅名標

駅舎には2024年3月16日ダイヤ改正について追分駅が告知。

駅舎入口にあったダイヤ改正のお知らせ
駅舎入口にあったダイヤ改正のお知らせ

訪問時、駅を巡回する地元の方がおられました。

1.朝発車する千歳行き普通列車には、地元の高校生が安平町追分や千歳市の高校へ。
2.高校生たちは夕方に到着する新夕張行きで戻ってくる。
3.鉄道ファンが多く乗る昼の列車には、近くにある牧場の車を持たない従業員が、休日に千歳などに買物に行く時利用。

とのことなので、滝ノ上駅の様にはおそらくならないだろうとのことでした。

関連記事

2024年3月廃止の悲境駅!石勝線滝ノ上駅(北海道夕張市)

石勝線で唯一普通列車のみ停車する駅へ!JR北海道・川端駅

列車限定・見事な夕張川沿いの紅葉!JR北海道石勝線・川端駅ー滝ノ上駅(夕張市、夕張郡)

青春18きっぷで行こう北海道旅!石勝線(追分ー新夕張)

北海道廃駅跡を行く!石勝線(南千歳ー新得)

乗り物大好きライター・そらふね

地元北海道を中心に日本を旅するフォトライターです。フェリー・飛行機・鉄道旅が得意分野。船会社で船員管理・港業務・営業を経験後、旅行サイトでライターとなる。船・地方空港・名所・ホテルを紹介する記事を多く掲載しました。乗り物移動をより楽しくがモットー。

宙船の最近の記事