2023年8月20日(日)、26日(土)の２日間、土田地区センターと可児市文化創造センターalaで、多文化共生プロジェクト２０２３ 舞台「BORDER」が公演されました。

１６回目となる多文化共生プロジェクトの舞台公演。

今回は、昨年大好評だった、出演者それぞれの「BORDER（ボーダー）」にまつわるエピソードを元に、鹿目由紀さんが脚本・演出を手掛けられたオリジナル作品「BORDER」を、装いも新たにリメイクして上演されました。

様々な言葉や文化、年齢を問わずに集まった市民参加者と創る多文化共生舞台。

見事な演技と演出に感動！　皆さん、プロ顔負けの素晴らしい演技でした！
短いエピソードをテンポよく沢山盛り込んだ、笑いあり、心に響くエピソードありの素敵な作品。

堀江善弘さんによる振付も良かった！　言葉ではなく、動きで伝わってくるシーンも多く、ダンスをしながら、ボーダーが次々と切り離されていくシーンに感動しました。

上演終了後に、出演者の皆さんを交えて交流会が行われました。
舞台も楽しかったのですが、各国の通訳を交えながらの交流会も、様々な意見が聞けて楽しかったです。

舞台に参加された経緯は様々で、「芸術は言葉がなくても伝わる。ここだー！ 」 と思って参加されたエドアルドさん。友人に「舞台で縄を引いてくれないか？ 」と声をかけられ参加したマツバラさん。（マツバラさんの出演シーン＆セリフは多かった）舞台に参加したお陰で自分の居場所が見つかったと話されていました。他にも日本で暮らしていて、ボーダーと感じるエピソードなど、沢山のお話を聞かせていただけました。

見事な演技で、ひときわ存在感を放っていた「西山美恵子さん」。

日本に来たばかりの頃は、日本語が全く話せず絶望していたそうですが、今では日本語ペラペラ！ 3ヵ国語が堪能なかっこいい女性です！　なんと、愛知県で活動されている「劇団あおきりみかん」さんの舞台「スワン・ケージ」のオーディションに合格して、プロデビューされるのだとか！ (凄い！ )

２日間、全４公演大入り満員の大盛況！　４公演だけではもったいない、もっと多くの人に見てもらいたいと思える素晴らしい舞台でした！　次回の公演も楽しみです♪

多文化共生プロジェクト

お問い合わせ先
可児市文化創造センターala（中尾、半田）
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