宇都宮市鶴田町の「乙女屋 宇都宮鶴田店」

毎年、夏になると食べたいお菓子があり、それを目当てに出掛けてきました。

乙女屋は、大正元年に創業された老舗の和菓子屋さんです。

近年は和菓子以外にもバウムクーヘンやジェラートなど、幅広いジャンルのお菓子も取り扱っていて、その豊富な豊富な品揃えにワクワクします。

「乙女屋 宇都宮鶴田店」の場所は鹿沼街道沿い、環状線から鹿沼方面にまっすぐ進み、カワチ薬品三の沢店を通り過ぎたらすぐのところにあります。

鹿沼街道からだと、この看板が目印です。

登録有形文化財でもある、野口雨情が晩年を過ごした旧居と同じ敷地内です。

駐車スペースは約10台分、広々としているので充分なゆとりをもって停めることができます。

このところジメジメ蒸し暑い日が続いていますが、店頭には爽やかな看板を発見！

明るい店内には沢山の種類のお菓子が並んでいます。どれも美味しそう！

乙女屋ではバウムクーヘン「ヴィルゴバウム」が人気ですが、レモンバウムも気になります。夏のギフトに良さそうです。

今回のお目当てのお菓子はこちらの冷蔵ショーケース内に。

夏季限定の水まんじゅう「水丸」です！

「水丸」は、なめらかなこし餡を葛の生地で包んだ水まんじゅうです。

その口当たりの良さ、つるんとした食感、優しく上品な甘みが大好きで、毎年暑くなってくると食べたくなります。

個人的には一年中食べたい！と思えるほど好みなので、その旨をお店の方に伝えると「『寒い日にこたつで温まりながら食べたい』なんていうお声もあるんですよ」と教えていただきました。

そのほかのお勧めや売れ筋について伺うと、これからの夏ギフト・お中元のシーズンでは口当たりの良いゼリー系のお菓子が人気だそうです。

寒天ゼリーは我が家も数年前のお中元で利用しましたが、大好評でした！

ジェラートコーナーも気になります。

ちょっと腰かけてお茶を頂きながらジェラートを楽しめるスペースもありましたよ。

猛暑の時期は冷たいジェラートもすぐに溶けてしまうので、店内で涼しく食べられるのは嬉しいですね。

カップアイスも販売中です。自宅でゆっくり味わう目的や、手土産などにはこちらが便利ですね。

帰宅後、さっそくお目当ての水丸を開封していきます…！

水丸の消費期限は、要冷蔵で5日です。

毎回あっという間に食べ尽くしてしまうのであまり気にしていませんでした笑

箱を開けると中には可愛い水まんじゅうが全部で12個入っています。

ツヤツヤ、プルプルな様子、伝わってきますでしょうか。

お皿に出すときはそ～っとやさしく。

餡がうっすら透けて見えるのがなんとも涼しげで良いなぁと思います。

水丸の断面はこちら。中の餡がとてもなめらかです。

パッケージにも書かれている「口元すぼめてほどよい甘さ」そして「つるん、つるんとしみ透るのどごし」を存分に堪能して、あぁ、やっぱり美味しい～！

水丸は子どもたちも大好きで、冷蔵庫にあるのを見つけるとすぐに爪楊枝を持ってきて口に運んでいました。

一つが程よい大きさなだけに、つい「あと一つだけ…」と手が伸びてしまいます。

個人的には濃いめに淹れた緑茶と一緒に頂くのが好みです。口に運ぶたびに幸せを感じます…！

自分用にはもちろん、ちょっとした手土産にもぴったりな「水丸」

この季節ならではの涼やかな食感と上品な美味しさをぜひ味わってみてくださいね。