モバイルバッテリーと充電器がひとつに。『Anker PowerCore Fusion 10000』
ガジェット好き界隈で語り継がれている名機『Anker PowerCore Fusion』これはコンセントプラグを内蔵したモバイルバッテリー。別途充電器を必要としないモバイルバッテリーは一度使うと他には戻れない。今回は10000mAhにアップデートしたPowerCore Fusionシリーズ最新版『Anker PowerCore Fusion 10000』をレビューしていきます。
充電器一体の10000mAhモバイルバッテリー『Anker PowerCore Fusion 10000』
このモバイルバッテリー、一番の特徴が"コンセントプラグが内蔵されている"こと。
このことで普通ならモバイルバッテリーと充電器、ケーブルが必要になってくるところ、Anker PowerCore Fusion単体で充電ができてしまう。
この手間のなさが最高。一度体感すると他のモバイルバッテリーには戻れないかも。
もちろん充電器一体なので直接コンセントからiPhoneなどのデバイスを充電できます。その場合はデバイスの充電が完了したあとにAnker PowerCore Fusion本体の充電が始まります。
今回紹介する『Anker PowerCore Fusion 10000』は、Anker PowerCore Fusionシリーズの中でも最新のモデル。最新版でアップデートしたのはバッテリー容量と充電速度の2つです。
iPadでも安心できるバッテリー容量。
ひとつ目のアップデートはバッテリー容量。今までの5000mAhから10000mAhへ容量アップしました。僕のメインデバイスはiPad Pro12.9インチなのでこのバッテリー容量があると安心。
容量アップした分
- サイズ 82×82×35mm
- 重量 約278g
と、一般的な10000mAhモバイルバッテリーと比べるとどうしても大きくなってしまいますが充電器一体と考えれば許容範囲かなと思います。
外出先でも素早く充電してくれる急速充電。
『Anker PowerCore Fusion 10000』のポートはType-CとType-Aがひとつずつの計2つ。Type-Cポート単体であれば最大20Wの急速充電が、2ポート同時使用の場合は合計で15Wの給電になります。 ただ、どちらも出力専用のためType-Cポートからモバイルバッテリーを充電することは出来ないので注意。
Type-Cの20W給電は僕が使っているiPhone11Proは最大速度で充電できますし、iPad Proでも満足できる速度です。
手放せないモバイルバッテリーに。
便利と分かっていながら5000mAhというiPadには心許ない容量が理由で、手を出せずにいましたが、今回アップデートした『Anker PowerCore Fusion 10000』はiPadが欠かせない僕にとって最適なモバイルバッテリーとなりました。