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宿題が先?Youtubeが先?子どもが家に帰ったら【お悩み相談】

すくすく情報

児童厚生員/児童館職員/保育士

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「我が家では子どもが家に帰ったら、宿題をやってからYoutubeを見ていいよというルールにしています。

しかし、帰るといつも先にYoutubeを見たいと駄々をこねてなかなか宿題が進みません。

それでも、やるべきことをやってからこその遊びですよね?」


というご相談を受けました。

早くYoutubeを見たいあまりに、宿題に気持ちが入らなくなってしまう…

似たようなお悩みを持つご家庭も結構いらっしゃるのではないでしょうか。



●我が家のルールが決まるまで


我が家でも「やるべきことをやってからYoutubeやゲーム」というルールが存在します。

しかし、そのルールが決まるまでには紆余曲折がありました。


我が家の子どもたちも相談者さんのご家庭と同じく、宿題をダラダラとやり、ゲームがしたい、Youtubeが見たいと駄々をこねる時期がありました。


私も、この状態でダラダラとやっていては宿題や勉強は身につかないと考えました。

そこで「先に遊びたいのなら先にやってもいいよ」と言うことにしたのです。

「自分で時間を考えてきちんとやるべきことができるのなら、自由にやってみてごらん」と伝えました。「私は何も言いませんよ」と。

子どもたちも「できる」と答えたので、好きにさせてみることにしました。


実際に、お友達や来館者さんのお家では時間の使い方について特にルールを決めていないというところもよく聞きます。

自分で時間の管理ができる子ども、時間を決めない方がうまくいくという子どももいるかと思います。



●我が家の場合…自由にやらせてみたところ大失敗!


こうして我が家で始まった「帰ってすぐ遊んでもいいルール」。

家に帰るなりまずゲームをする子ども。


途中で習い事の時間を挟み、帰ってきて宿題を始めるかと思いきや…

本を読み始めました。


私はあえて口を挟みません。

「自分でできる」と言ったことなので本人に任せました。


そのまま時間はすぎ、夜になり。

途中で「あ!宿題忘れてた!」とは言ったものの、ご飯が終わりお風呂が終わっても宿題のことを思い出すことはなく。


そのまま朝になって、出かける時間になってやっと

「宿題やってなかった…」

と青ざめる子ども。


私も子どもに宿題を忘れさせたまま学校に行かせるのは心苦しかったですが、この体験も勉強のうちと思いそのまま行かせました。

私がガミガミ言って宿題を無理矢理やらせるよりも、宿題をやらないとどんな気持ちになるかを実際に経験してみるのもいい薬になるかもしれないと考えました。



●しょんぼり顔で帰ってきた子ども…そして今のルールに


宿題を忘れた日、子どもは気まずそうな顔で私と顔を合わせました。

「学校はどうだった?」と聞くと「怒られた」と。


そして、「やっぱり宿題を先にやる」と自分から言い出しました。


こうして、我が家のルールは確率したのです。

我が家ではこのやり方が一番合っているようでした。

一旦決めたルールをやめてみたことも、子どもにとっては「こうしたらどうなるのか」がシミュレーションできて良かったと思います。


もちろん、このやり方がすべての子どもに当てはまるわけではないですし、それぞれの子どもに合ったやり方が多数存在するものかと思います。

また、どんなやり方だろうと宿題なんてやりたくない!というお子さんだっていることでしょう。


子ども自身が納得したルールを決めると、子ども自身も守りやすいです。

その時その時で子どもと話し合うことで家庭のルールを変えていくという手法を取ってみるのもいいかもしれません。




(イラスト/オカヤマ)

※登場人物は仮名です。プライバシーに配慮し、実際の相談内容と変えている部分があります。

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