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【豊中市】ママの声が公園を変えた!小中学校PTAが連携して子供たちが遊びやすいより安全な公園に変身!

SUN子好奇心いっぱいおでかけ大好き北摂ママ(豊中市)

子育てしやすい街と言われる豊中市には、公園もたくさん。マンション建設などで人口が増えたエリアもあり活気も増しましたが、それに合わせて車やバイクなどの交通量も増え、新たな問題も発生しました。

大きな木の下にくじらの滑り台がありましたが、撤去されたまま
大きな木の下にくじらの滑り台がありましたが、撤去されたまま

豊中市新千里南町2丁目にある通称「くじら公園」(市営新千里南第二住宅児童遊園)。老朽化により、シンボルだったくじらの滑り台は撤去されてしまいましたが、新千里南町の人々に愛されています。

地域のみなさんの憩いの場としてはもちろん、目が届きやすい広さの公園なので、近隣の保育園のお散歩コースに使われることも。

そして南丘小校区は、東泉丘小校区の児童数増加に伴い2017年に校区編成が行われ、新千里南町3丁目が南丘小校区になり校区エリアが広がりました。そのことにより、校区の中心にあるくじら公園はより多くの子どもが利用するようになり、さらに朝から夕方まで多くの子どもたちで賑わう公園になりました。

しかし心配されていたのがこの出入口。公園の前には道路があり、朝の通学時間帯には、保護者が旗を持って見守りをしなければならないほどの交通量の多さで、公園から出る子どもが飛び出さないかと心配されていました。さらに出入口が傾斜になっていて、ボールが転がって行ったり、自転車や三輪車がスピードが出やすくなったりするリスクも。

また複数の子どもを抱えるママも多く、1人の子に気を取られるうちにもう1人が外に。。。なんていう不安の声もありました。

そこでみんなの大好きな公園をもっと安全な公園にしたい!とママさんたちが立ち上がり、南丘小学校と第九中学校のPTAが連携して要望書を豊中市に提出。「くじら公園」がより安全な公園に生まれ変わったそうです。

公園整備の作業車も出入りするということで、取り外し可能なU字止め器具にチェンジ。保育園のお散歩カートや双子用の二人乗りベビーカーなども通ることができる十分な幅も確保したママ目線ならではの提案が!

くじら公園を愛し、よりよい公園として今後も利用していきたいといママさんの素晴らしい声が豊中市に届いたようです。実現してくれた豊中市の動きも素敵ですね。

桜が満開の「くじら公園」。連日たくさんの親子が元気いっぱいに遊んでいました。地域の課題は不満に思うだけでなく、積極的に声を上げることが、よりよい街づくりへと発展させてくれるんですね。

【施設名】市営新千里南第二住宅児童遊園(くじら公園)

【所在地】 大阪府豊中市新千里南町2丁目4

好奇心いっぱいおでかけ大好き北摂ママ(豊中市)

中学生と小学生の3人の子育てをするママライター。お喋りと食べること、知的好奇心をくすぐられることが大好き。見たい、知りたい、行ってみたいと思える情報をお届けします。

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