【豊中市】異空間に思わずうっとり!フォトジェニックな蕎麦割烹
お蕎麦屋さんで蕎麦をいただく前に、旬の食材の小鉢や玉子焼き、天ぷらなどを肴にお酒を味わう「蕎麦前」。江戸時代から伝わる習慣といわれ、蕎麦が出てくるまでの過ごし方だったそう。そんな粋な蕎麦の楽しみ方ができるお店が豊中市清風荘にあります。
『蕎麦割烹 蕎麦藤』。もともと東豊中の邸宅で営業されていましたが、2021年11月に清風荘のマンションの1階に移転オープン。上品な店構えで、いかにも「割烹」らしさが感じられます。
シンプルな入口と打って変わって、贅沢すぎるほど広々とした店内。枯山水庭園が真ん中にあり、天井も豪華。京都の祇園をイメージして設計されたそう。
1席1席がゆったりと設けられていて高級感があふれ、落ち着いた雰囲気。インテリアもスタイリッシュでモダンです。
まるで日本庭園の中にいるような素敵な空間。カウンター席もあり、1人でもグループでも楽しめます。
『蕎麦割烹 蕎麦藤』で蕎麦を打ってくださるのは、全国でも珍しい女性の蕎麦職人さん。ガラス越しに蕎麦を打つ匠な技が拝見できます。
「蕎麦割烹」とあるように、蕎麦以外のメニューも充実。お酒のメニューも豊富で、お酒と一品料理を味わう「蕎麦前」を楽しみながら、蕎麦を打つ職人さんの様子を眺めることができます。
「だし巻き玉子」(880円・税込)。お出汁がジュワーと染みてふわふわです。
海苔の風味が豊かな「巻き寿司」(1,100円・税込)。大きな玉子焼きはだし巻き卵とは違うおいしさ。イカがアクセントとなり、ぜひおすすめしたい一品です。
『蕎麦割烹 蕎麦藤』のお蕎麦は十割蕎麦。脱穀する前のそばの実を殻ごと挽いた黒のお蕎麦と、脱穀後のそばの実を使用した白のお蕎麦のどちらも楽しめます。艶やかで繊細なお蕎麦はとても美しく、香りもとてもよいです。ツルッとした喉ごしがたまらなく、箸がが止まりません。
器にもこだわり、オーナーが自ら信楽焼きの窯元に出向いて焼き上げたものを使用しているのだとか。どのお料理も引き立てる、器とのコントラストもとても素敵です。
お料理も店内の雰囲気もすべてが気品があり、フォトジェニックな『蕎麦割烹 蕎麦藤』。きっと身も心も満たされる、上質な時間が過ごせるでしょう。ぜひ訪れてみてください。
【店舗名】蕎麦割烹 蕎麦藤
【住所】大阪府豊中市清風荘1丁目7-17
【営業時間】11:00〜21:00
【定休日】なし
【電話】06-6151-5971
【駐車場】2台
詳細はInstagramをご覧ください。