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【英会話】翻訳者が教える「リスニング力を上げる2つの方法」

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。

今回は英語のリスニングについて取り上げます。

私は15歳から本格的に英語の勉強を始めたのですが、今回は私が実際に試して、効果があった、リスニング力を上げる方法をご紹介します。

【英会話】リスニング力を上げる方法①「発音」

私は、英語の勉強を始めて、まず始めに「英文法」を学び、その後に「発音」を学びました。

当時、私はNHKのラジオやテレビの英語講座を使いながら、英語の勉強をしていたのですが、始めは全く英語が聞き取れませんでした。

ただ、ある時を境に急激に英語が聞き取れるようになったのですが、それが英語の発音でした。

特に、Rの発音ができるようになった後、突然英語が聞き取れるようになりました。

そういった経緯から、私は「発音できない単語は聞き取れない」ということだと思っています。

発音を習得する方法として、私が最も有効と考えているのが、ネイティブの発音をまねることです。

私がどのようにして英語のRの発音を身に付けたかについては、私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『【英語のRの発音】1分でできる巻き舌の習得法』(外部リンク)という記事で詳しく解説しております。興味のある方はそちらをご覧ください。

【英会話】リスニング力を上げる方法②「語彙(ボキャブラリー)」

英語の発音を改善してから、簡単な会話は聞き取れるようになったのですが、私は当時NHKラジオの英語ニュースを毎日聞いていたのですが、それはほとんど聞き取れませんでした。

ほとんど何を言っているのか分からないけど、聞き続けていたのですが、聞いても聞いても聞き取れるようにはなりませんでした。

それがあるときから、徐々に聞き取れるようになったのですが、それが資格試験の勉強を始めた頃でした。

英検やTOEICやほんやく検定の勉強をする中で、たくさんの単語を覚えなければならず、その中で語彙が増えたのです。

その時に気づいたのが、「知らない単語は聞き取れない」ということです。知っている単語が多くなればなるほど、聞き取れる単語も増えていきます。

語彙を増やすことは短期間にできるものではないと思います。時間をかけて地道にコツコツやっていく以外にないのではないかと思います。

私の場合には、資格試験を受けたことが語彙を増やす一つのきっかけになりました。

【英会話】リスニング力を上げる方法「まとめ」

いかがでしたでしょうか?今回はリスニング力を上げる方法について見ていきました。

おさらいしますと、リスニング力を上げるポイントは、

  • 発音を向上する
  • 語彙を増やす

簡単にできることではないかもしれませんが、私の場合には、どちらもリスニング力の強化に確実に効果がありました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『【社会人におすすめ】お金をかけない英語の独学勉強法』(外部リンク)という記事では、独学でできる英語勉強法について解説しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

お読みいただきありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。英語学習サイト『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』を運営。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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