こんにちは！ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。

今回は英語の基本的な文章の作り方について解説します。

私はゼロから独学で英語を学んだのですが、まず始めは、辞書に書いてあった英語の例文をすべて暗記しようと思ったのですね。

ただ、1週間くらいで「これは無理だな」と気づきまして、

で、その1週間辞書を見て、分からないことがたくさんあったのですね。例えば、「名詞ってなんだろう？」「動詞ってなんだろう？」

その疑問を解消するには、文法を学ばなければならないと思い、文法の勉強を始めました。

英語をどのような順番で学ぶかは人それぞれで、正解はないと思うのですが、文法の知識はあって損はないと思います。

今回は最低限文章を作る上で必要な文法の知識を、興味のある方に向けてお伝えしようと思います。

【やり直し英語】初心者のための英文法「英語の文章の作り方」その①

今回は「私はピザを食べた」のような「誰が何をどうした」を伝える文章の作り方について解説します。

日本語では【私は⇒ピザを⇒食べた】のように【誰が⇒何を⇒どうした】の順番で情報を伝えていきますが、英語ではこれが【誰が⇒どうした⇒何を】の順番になります。

例えば、

「誰が」の部分に入る言葉を「主語」と言います。「主語」に使うことができるのは「名詞」だけです。

「何を」の部分に入る言葉を「目的語」と言います。「目的語」に使うことができるのは「名詞」だけです。

そして、「どうした」の部分に使うことができるのは「動詞」だけです。

名詞とは、人や動物や物や事の「名前」を表す言葉を言います。

I ＝名詞（意味：私）
eat ＝動詞（意味：食べる）※ ate は eat の過去形
sushi ＝名詞（意味：寿司）

I ＝名詞（意味：私）
do ＝動詞（意味：する）※ did は do の過去形
yoga ＝名詞（意味：ヨガ）

I ＝名詞（意味：私）
drink ＝動詞（意味：飲む）※ drank は drink の過去形
wine ＝名詞（意味：ワイン）

【やり直し英語】初心者のための英文法「英語の文章の作り方」その②

いかがでしたでしょうか？今回は英語の初心者の方に向けて、簡単な文章の作り方をご紹介しました。

今回ご紹介した「主語」と「目的語」、「動詞」と「名詞」の役割を覚えておけば、簡単な英語の文章が作れると思います。

英語の辞書を見ると、単語の隣に「動詞」や「名詞」などと書かれていると思います。「名詞」と書かれている単語は「主語」と「目的語」に使うことができます。

辞書を見ていると、「形容詞」と書かれている単語があると思います。形容詞とは、名詞を説明する言葉を言います。

例えば、「赤ワイン」は英語で red wine と言います。red は「赤い」という意味の形容詞です。wine は「ワイン」という意味の名詞です。red は wine を説明していますよね（⇒赤いワイン）。

辞書で「形容詞」と書かれた単語は、名詞の前にくっつけて、名詞を説明できる単語です。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『【英文法の勉強法】英語で文章を作るための２つのルール（初心者向け）』（外部リンク）という記事では、今回ご紹介したものも含めて、英語でよく使われる2つの文章パターンについて解説しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

お読みいただきありがとうございました。