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お金をかけずに英語を勉強したい人へ。翻訳者が教える【無料でできる英語勉強法】

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。

私は独学で英語を学びました。オンライン英会話や英会話教室にも通ったことはありません。ほとんどお金をかけずに英語を学んできました。

今回は私が実践するGoogleを使った英語勉強法をご紹介します。

必要なものはインターネットだけで、無料で独学でできる英語勉強法です。

【無料でできる英語勉強法】Google検索

私が実践しているGoogleを使った英語勉強法はいくつかあるのですが、それを全て説明すると1万文字くらいになってしまうので、ここでは、Googleを使って英語を勉強するときの基本である「完全一致検索」のやり方について解説します。

完全一致検索のやり方

完全一致検索は、2語以上から成る文字列を検索したいときに使うことができます。

完全一致検索のやり方はとても簡単で、検索したい文字列を「半角のダブルクォーテーション("")」で囲うだけです。例えば、「I love you」という文字列を含む記事を検索したいなら、"I love you" と検索します。

"I love you" と検索すると、「I love you」という文字列を含むすべての記事が表示されます。

「半角のダブルクォーテーション("")」で囲わず、単に I love you と検索した場合には、「I」と「love」と「you」が使われたすべての記事が表示されます。

例えば、「I love you」という文字列はなく、「I love him」と「You love her」という文字列がある記事の場合、その記事は "I love you" と検索した場合には表示されませんが、「半角のダブルクォーテーション("")」なしの I love you と検索した場合には表示されます。

完全一致検索の活用法

完全一致検索をどのように英語の勉強に生かすかですが、私はネイティブチェックに使っています。

例えば、どこかのサイトが英語のフレーズを紹介していて、そのフレーズが本当にネイティブが使う自然なフレーズなのか確認したいなら、そのフレーズを完全一致検索にかけることができます。

Googleで完全一致検索にかけて、アメリカやイギリスなど英語圏のサイトが書いた記事がヒットすれば、そのフレーズはネイティブが使う自然なフレーズであると判断できます。

また、英語の勉強にGoogleを使う場合には、Googleの言語設定は英語にすべきです。言語設定を英語にすると、言語設定が日本語の時とは検索結果や予測変換が変わってきます。

分かりやすい例を挙げますと、言語設定が日本語の時にはGoogleの予測変換に和製英語が表示されることがあります。

Googleの言語設定を英語に変更する方法は次の通りです。

Googleの言語設定を英語にする

①まずは、なんでもいいのでGoogleで検索してみてください。検索すると、画面右上に歯車マークが表示されますね。それをクリックしてください。

②次に、「クイック設定」の「言語(Languages)」をクリックしてください。

③「検索の設定」が表示されました。「English」にチェックマークを入れて、「保存」をクリックしてください。

これで言語設定が英語になります。

いかがでしたでしょうか?今回は独学でできる英語勉強法をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『【社会人におすすめ】お金をかけない英語の独学勉強法』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したGoogle検索を使った英語勉強法について、より詳しく解説しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『【英文法の勉強法】英語で文章を作るための基本ルール(初心者向け)』(外部リンク)という記事では、英語初心者の方に向けて、英語の基本的な文章の作り方について解説しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。英語学習サイト『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』を運営。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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