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偉人の名言から学ぶ英語表現。逆境を乗り越える方法がわかる、デール・カーネギーの言葉「1. 最悪のシ…

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はデール・カーネギーの名言をご紹介します。デール・カーネギー(1888~1955年)は『人を動かす』などの作品で知られるアメリカの作家です。
今回は逆境を乗り越える方法がわかるデール・カーネギーの名言をご紹介します。

偉人の名言から学ぶ英語表現。逆境を乗り越える方法がわかる、デール・カーネギーの言葉「1. 最悪のシ…

“1. Ask yourself, 'What is the worst that can possibly happen?' 2. Prepare to accept it if you have to. 3. Then calmly proceed to improve on the worst.”

「1. 起こりうる最悪のシナリオを考える。2. その最悪のシナリオを受け入れる覚悟を固める。3. 落ち着いて、その最悪のシナリオの改善に取り組む」
デール・カーネギー(アメリカの作家)

人は見えないものを恐れますよね。
いつもいる部屋でも突然停電になって真っ暗になったら怖いですよね。
未来は見えませんよね。過去に挑戦したことがあることなら「こんな感じだろうな」と分かると思うのですが、初めて挑戦すること、何が起こるか分からない。怖いですよね。
何かに挑戦するとき、誰も失敗したときのことは考えたくありませんよね。好きな人に告白するなら、振られたときのことは考えたくない。
ただ、考えないということは見えないことと同じだと思うのですね。それも恐怖になる。
最悪のシナリオというのは人が最も恐怖を感じる部分だと思うのですね。人が最も考えたくないこと。だからこそ、それについて考える。考えることで、そこに光を当てる。可視化する。

好きな人に告白するとき、その最悪のシナリオというのは、振られることですよね。では、振られたらどうなるのか。もともと付き合っていたわけではないのですから、失うものはないのですよね。家族を失うわけでもない、お金を失うわけでもない。
そう考えると、最悪のシナリオというのは私たちが考えているほど最悪ではない。それについて考えて受け入れてしまった方がよほど気持ちは楽になるのではないかなと。

失敗に落ち込んでいる人へ。「失敗」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか?今回はデール・カーネギーの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『デール・カーネギーの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、デール・カーネギーの名言を8句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「失敗・挫折」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「失敗」や「挫折」に関する世界の偉人たちの名言を42句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「失敗」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

“By failing to prepare, you are preparing to fail.”

「準備を怠ることは、失敗するための準備をするようなものだ」
ベンジャミン・フランクリン(18世紀に活躍したアメリカの政治家)

“Many of life's failures are people who did not realize how close they were to success when they gave up.”

「人生に失敗した人の多くは、諦めたとき自分がどれほど成功に近づいていたか気づかなかった人たちだ」
トーマス・エジソン(アメリカの発明家)

“Success usually comes to those who are too busy to be looking for it.”

「成功というのは、たいてい、成功を求める暇がないほど忙しい人のところにやってきます」
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(アメリカ合衆国の博物学者・詩人)

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。英語学習サイト『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』を運営。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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