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【岐阜市】食堂には490円のお得なランチがある! 開庁した岐阜県庁に行ってみた

鈴子.blue地域ニュースサイト号外NETライター(岐阜市)

2023年1月4日に「岐阜県庁」が開庁しました。

一般の人も観覧できると聞いて、さっそく出かけてみました。ちなみに、スタッフさんにうかがったところ、9時から16時頃まで一般見学できるようです。

低い棟は、岐阜県議会議事堂。

今回は、行政棟へ行きました。入館証がない人が行けるのは、1階・2階・3階・20階です。(各階の一部で、入館証がないと立ち入れないスペースがありました)

岐阜県庁に行ったら訪れたい清流ロビーがある20階

まずは、岐阜の景色を一望できる清流ロビーがある20階へ、エレベーターで向かいます。

南側は名古屋のほうまで一望できるそうです。

こちらは西側ですが、残念ながら少し曇っていて、遠くまでは見えませんでした。

こちらは、北側のスペース。金華山が望める北側が広いスペースになっていました。

案内板によると、このフロアに置いてある家具は、すべて岐阜県内(美濃)で製造。また、岐阜県産木材を使用しているそうです。

素敵なテーブルの席もありました。

また、木のぬくもりを感じるキッズスペースもあります。

トイレも綺麗で、ベビーケアルームも設置されていました。

記念切手も! 郵便局がある3階

続いて、3階へ。「V」は下にエレベーターが向かっているという印です。

3階には、郵便局や会議室、隣の棟である岐阜県議会議事堂へ行ける連絡通路があります。郵便局は「岐阜県庁内郵便局」です。

新装移転記念ということで、記念品をいただきました。

せっかくなので、記念切手も購入。記念に保存するのもいいですが、県外の人に手紙を書くときに使うのもおすすめです。

490円の定食が好評! 毎日でも通いたい食堂がある2階

その後、2階へ向かいます。3階から2階へは、エスカレーターを使うのもいいでしょう。2階には、銀行とATM、食堂があります。食堂前には、毎週金曜日のみ営業するスポットがありました。

食品や関市の刃物など、岐阜のいいものが販売されています。

そして、こちらが食堂です。とても広い空間でした。

食券を購入するタイプです。手前の発券機は現金のみ、奥の発券機はペイペイなどの電子マネーが使えるようになっています。

2023年1月4日のメニューはこちらの4種類でした。どれも、490円とお値打ち。開店記念だから安いのではなく、毎日この値段です。

1月11日までは、「全国有名店のお料理を食堂で」という新庁舎食堂のオープニングイベントが開催されています。(各日、売切れ次第終了)

1月4日のオープニングイベントのメニューは四川飯店の油淋鶏。もちろん、こちらの油淋鶏を選びました。

どのチケットを購入したらオープニングイベントのメニューが食べられるかは、「Today’s Menu」を見るとわかりやすいですね。

食堂の開店は11時半。それまで、席で待たせていただけました。お茶はセルフサービスです。

食堂に手洗い場が設置されていました。

時間になったので、料理をとりにいきます。メニュー名がカウンターに貼ってあったので、そこに並ぶのだろうと思っていたのですが、上に貼ってあるメニューは何も関係ありません。どのメニューを選んでも、1番右に並び、メイン→ご飯をとっていきます。ご飯は、白米か麦飯かが選べました。

定食を注文した人は、小鉢と赤だしを取ります。小鉢は、自分の好きな物を2種類選びましょう。

テーブルに調味料は置いてありません。こちらで、必要な人は持っていきましょう。

こちらが、オープニングイベントの定食、陳建一監修 油淋鶏のA定食。ご飯は、麦飯です。小鉢はキャベツとハムのコンソメソテーと、ヨーグルトフルーツにしました。

量はやや控えめで、個人的に、腹七分目くらい。もう1品ほしいなと感じる量でした。それでも、490円でこれだけのクオリティーなのは嬉しいですね。

食事が終わったら、返却口に食器を持っていきます。

それぞれ、食器を置いていきます。レストランなどは、トレーの上に食器を置いたまま返却口に置いておけばいいところが多いですが、こちらでは、トレーを空にして返却するのです。

お席も、どちらかというと狭くて、ゆっくり食事をするというより、さくっと食べる作りになっていました。

岐阜の良さを実感! ギャラリーのある1階

食事を終えて、1階へ。1階にはコンビニエンスストアやギャラリー、ミナモホールがあります。

コンビニエンスストアは、ファミリーマートでした。ファミリーマートには、ミナモグッズなども販売されています。

こちらが、ギャラリーです。ギャラリーの中には、岐阜が誇る素敵なアイテムが展示されていました。

スタッフさんによれば、展示されている品はしばらく変わる予定はないそうです。ゆっくり見に行ってもいいですよね。ソファに座って、まったりするだけでもいいそうです。

こちらは、ミナモホール。

何が描かれているのか目の前まで行ってみたところ、「岐阜に舞う」という挾土氏の作品で、飛騨の祭り屋台の紙吹雪と美濃の鵜飼のかがり火の火の粉が岐阜県に舞うさまを表現している、と説明が書かれていました。

エントランスにある受付カウンターは、岐阜県産桧材を使用した、飛騨の工匠があみ出したとされる千鳥格子の秘法で組まれているそうです。

素敵ですよね。

こちらは、情報公開・行政相談窓口前のスペースです。

東京オリンピック・パラリンピック選手村の木造施設「ビレッジプラザ」の解体に伴い、29都道県から無償提供されていた木材がベンチに使われていました。

まだまだ、紹介しきれていない見どころがあります。お時間があるときに「岐阜県庁」に出かけてみてはいかがでしょうか?

【施設情報】
岐阜県庁
住所:〒500-8570 岐阜県岐阜市薮田南2丁目1−1
営業時間:業務時間 8:30〜17:15
     見学時間 9:00~16:00頃
     食堂 11:30~14:00
     ※詳細は岐阜県庁へお問い合わせください
電話番号:058-272-1111(代表)
無料駐車場:あり

地域ニュースサイト号外NETライター(岐阜市)

岐阜市在住。地域ニュースサイト号外NETで岐阜市のライターをしています。新しいもの・コトが好きで、食べることは大好き。そして、行列があると並びたくなる性格です。岐阜市のさまざまな話題を発信できたらと思っています。よろしくお願いします。

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