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【岐阜市】老舗の和菓子店が2023年年内で閉店。春の餅菓子が並んでいました

鈴子.blue地域ニュースサイト号外NETライター(岐阜市)

2023年12月、「浪花堂」が閉店するようです。スタッフさんにうかがったところ、年内いっぱいの予定とのことでした。

閉店の理由は色々あるようですが、決め手になったのは機械の不調とのこと。そこで、2023年12月9日にお菓子を買いに出かけてみました。

秋は栗粉餅が好評のお店ですが、お邪魔した日に並んでいたのは、春のお菓子が中心です。

うぐいす餅やくさ餅がありました。おはぎは、12月9日だけ並んでいた最後のおはぎだったそうです。

生菓子は秋のお菓子。そろそろ、冬のお菓子に変わるそうですよ。また、いちご大福も登場する予定なのだとか。

今回は、春のお菓子から、三色団子とうぐいす餅を購入しました。

三色団子は、ニッキの風味を感じるお団子。

うぐいす餅は、求肥にこしあんを包み、表面にうぐいす粉をまぶしてつくられます。鳥のうぐいすが春告鳥(はるつげどり)とも言われることから、冬から春にかけて好まれる和菓子ですよね。

やわらかいお餅と甘さ控えめのあんこの相性がいいお菓子でした。このお菓子が食べられるのも2023年年内までです。お店の方にうかがったところ、2023年11月に閉店した真砂町の浪花堂は粟野東の浪花堂の兄弟子のお店だったのだとか。

「うちが、閉めると浪花堂が終わってしまうんです」とお話くださいました。実は、閉店を考えているとお話をうかがったのは2023年11月の初旬。当初は、誰に知らせることもなく閉店しようかとも考えていたのだとか。ですが、連絡しきれない知人や通っていただいた方にも知ってほしいと、閉店のお知らせを貼り出すことを決めたそうです。

個人的な話で恐縮ですが、真砂町の浪花堂のお菓子は食べ納められなかったので、粟野東の浪花堂のお菓子は食べ納めができてよかったです。和菓子好きな方やお近くの方は、閉店前に足を運んでみてはいかがでしょうか?

【店舗情報】
浪花堂
住所:〒502-0002 岐阜県岐阜市粟野東2丁目23−3
営業時間:8:00頃〜18:30頃
定休日:不定休※2023年12月18日・19日はお休み
無料駐車場:あり

地域ニュースサイト号外NETライター(岐阜市)

岐阜市在住。地域ニュースサイト号外NETで岐阜市のライターをしています。新しいもの・コトが好きで、食べることは大好き。そして、行列があると並びたくなる性格です。岐阜市のさまざまな話題を発信できたらと思っています。よろしくお願いします。

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