日本橋七福神めぐりの一社、「小網神社」は、近年「金運パワースポット」と知られるようになりました。街角にひっそりとたたずむ小さな神社ですが、次々と参拝者が訪れます。金運以外のご利益もありますので、わざわざでも訪れる価値がありますよ！

参拝手順は、まずは、ご神体が祀られている社殿から。ここは、日本橋地区に唯一残る戦前の木造神社なのだそう。周辺に甚大な被害をもたらした、東京大空襲の戦火を逃れたことから 「強運厄除け」の神様としてあがめられています。

参道から上を見上げると、建物と建物の間に見える空の光が「開運」を表しているようで、気持ちがいいです。

社殿の参拝の後には、鳥居の脇に立つ「福禄寿」さまに会いに行きましょう。福禄寿は、「長寿」や「健康」の神様として知られています。

日本橋七福神の一柱にもなっている、こちらの福禄寿さまは、笑顔がとっても素敵なんです。どうですか？この笑顔。

「大丈夫だよ、安心しなさい」と言われているようで、筆者はいつも気持ちが安らぎます。
頭に手を置くと、パワーチャージされる感じがします。
福禄寿さまの頭と耳たぶは、みんなが触るのでツルツルになっています。
身体に悪いところがある人は、同じ場所をなでるのも良いようです 。

そして、最後にメインイベント、「銭洗いの井」へ行きましょう。ここで、お財布の中の小銭を清めます。

清めた金銭を財布の中に収めておくと、金運を授かるそうです。
この「金運効果」が芸能人のブログなどで広まり、「金運パワースポット」として大人気になりました。
そういう筆者も、ここでの参拝後に思いがけない臨時収入があったことがあります。

参拝はいつでもできますが、10:00～17:00はおみくじやお守りなどの販売も。金運札が人気で、売り切れていることもしばしば。
筆者が好きなのは、小網神社オリジナルの「まゆ玉みくじ」です。本物のまゆ玉の中に、おみくじが入っています。

まゆ玉は1本の糸から作られているため、「神社の神様と参拝者のご縁が、1本の糸でつながるように」との願いが込められているそう。
おみくじを取り出した後のまゆ玉は、お守りとしてぜひ持ち帰ってくださいね。

週末や祝日、また天赦日、一粒万倍日などの「縁起の良い」とされている日には、とても込み合い、参拝するのに1時間以上の待ち時間の列ができることも珍しくありません。
ゆっくりと参拝するなら、平日の午前中をお勧めします。

【小網神社】
住所：東京都中央区日本橋小網町16－23
電話：03-3668-1080