2022年2月20日、東京港のシンボル「晴海客船ターミナル」が閉館します。
ガラスの三角屋根が印象的な現在の建物は解体される予定です。

晴海客船ターミナルは、世界一周クルーズで有名な「ピースボート」や南極越冬隊が乗る「しらせ」などが出航していました。コロナの前までは「東京みなと祭」や「東京湾花火大会」など、いろいろなイベントの会場でもありました。

また、展望デッキからは、レインボーブリッジや東京タワー、時には富士山も望める、湾岸エリア随一の眺めの良い場所。「トリップアドバイザー」でデートにオススメの場所として紹介されたことも。筆者も何度も訪れています。

最後に、もう一度あそこからの風景が見たいと訪れると、、、なんと閉館中。

2月1日から、晴海客船ターミナルの歴史を振り返る写真展が行われるはずでしたが、そちらも中止。2月20日の閉館に変わりはなく、写真展を他で行う予定も今のところはないそうです。残念ですが、今の状況を考えると仕方がないですね。

最後に外観の風景を目に焼き付けてきました。建築に疎い筆者でも、アンシンメトリーのこの建物はかっこいい！と思います。大階段は、戦隊モノの撮影によく登場していたので、見覚えのある人も多いのではないでしょうか？

今後、大型客船はお台場に新設された「東京国際クルーズ船ターミナル」の利用に移り、晴海には小中型船用のターミナルが新たに建設されるそうです。

新しいターミナルでも、楽しいイベントがたくさん行われることを期待して、完成を待ちたいと思います。

【晴海客船ターミナル】
住所：東京都中央区晴海５－７－１
電話：03－3536－8651
2022年1月11日より閉館中。2月20日に閉鎖が決定。