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【東京都中央区】銀座が「銀座」と呼ばれるワケは2丁目にあった!中央区トリビア、その5

Tabicco(旅っ子)ライター/子連れ旅行アドバイザー(東京都中央区)

かつて「銀座」は地名ではありませんでした。
江戸時代、金を扱う「金座(きんざ)」という場所がありました。現在、日本銀行本店のあるところです。「金座」に対して、銀を取り扱っていた「銀座役所」が現在の銀座2丁目にありました。しかし、当時の地名は「新両替町」。「銀座」というのは、通称でした。

銀座中央通り、2丁目と3丁目の交差点の間に「銀座発祥の地」の記念碑があります。「銀座」が正式に町名として採用されたのは、明治2年(1869年)。その時、銀座役所はすでに移転していました。

銀座が現在のように繁華街の代名詞となったのは、戦後だそうです。有名百貨店が次々に進出し、いち早く戦後の焼け跡から復興しました。そして、全国各地に「〇〇銀座」と名付けられた商店街が誕生します。

現在、1丁目から8丁目まである銀座ですが、当初は4丁目までだったそうです。銀座2丁目は、ちょうど銀座のど真ん中にあたります。

今では、銀座の真ん中というと4丁目交差点を指すようですが、シャネル、ルイ・ヴィトン、カルティエ、ブルガリの高級ブランドが4つ角に店を構える銀座2丁目交差点も「銀座」の名にふさわしい、ラグジュアリーな交差点です。

【銀座発祥の地】
住所:東京都中央区銀座2-7

ライター/子連れ旅行アドバイザー(東京都中央区)

東京都在住、2児の母。旅行業界に23年間勤務。仕事も趣味も「旅行」。育休中から、「子連れ旅行」にハマる。コロナ禍で、地元・東京の魅力を再発見。子供と一緒に、グルメ、買い物、イベントなど、「東京観光」を楽しんでいる。好きな地域は、お台場、日本橋。Facebookにて、子連れ旅行情報を発信中。Instagramでは、自身の子連れ旅行写真を投稿しています。

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