【東京都中央区】数寄屋橋公園にある、20本の特別なハナミズキを探してみよう!
都内のあちこちの街路樹としてみられる「ハナミズキ」。実は、1912年(大正元年)に当時の東京市長である尾崎行雄がアメリカにサクラを3000本寄贈したお返しとして、1915年アメリカから日本に贈られた木が「第一号」です。
尾崎が贈ったサクラは「ワシントンD.C.のサクラ」として、110年を経た今でも毎年盛大に咲き、アメリカの花見スポットとして有名になっています。
2012年、サクラ寄贈100周年として、アメリカはハナミズキ約3000本を日本各地に植樹する「友好の木ハナミズキ・イニシアチブ」プロジェクトを開始しました。最初の100本は、東京の代々木公園に植樹され、その後3年かけて全国各地に植えられた、ハナミズキ。数寄屋橋公園には、20本が植えられました。5月はハナミズキの花が咲く時期です。
数寄屋橋公園のハナミズキは、1か所にまとまって植えられているのではなく、公園内に点在しています。種類も、いくつかありますので、ぜひ20本がどこにあるのか探してみてください。花が咲いている、今が見つけやすいです。
ちなみに、アメリカにサクラを贈った東京市長の尾崎行雄は、あの有名人に日本橋の銘板を依頼した人物でもあります。詳細は、参考記事をお読みください。
参考記事
【東京都中央区】「日本橋」の文字を書いたのは、歴史上の有名人だった~中央区トリビア、その9
【数寄屋橋公園】
住所:東京都中央区銀座5-1-1