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【東京都中央区】「日本のカレー」だけど、このスパイス使いは家庭では出せないプロの味「蜂の家」

Tabicco(旅っ子)ライター/子連れ旅行アドバイザー(東京都中央区)

歌舞伎座の並びにある「蜂の家」(はちのや)。蜂の巣をモチーフにした、店舗外観が可愛くて、目を引きます。「はちみつ屋さんかな?」と思わせる店名ですが、実はカレー屋さんです。長崎県・佐世保市にある、老舗レストラン「蜂の家」のカレーの味に惚れたオーナーが『東京でも「蜂の家」のカレーが食べられるように』と2007年にオープンさせた店です。

筆者は海あり、山あり、温泉あり、美味しいものがたくさんある九州が大好き!長崎県・佐世保市にも行ったことがあります。佐世保名物の「レモンステーキ」に感動して、中央区内にある長崎県のアンテナショップにもしばしば足を運んでいます。でも、当時は「蜂の家」の存在を知らず、現地でカレーを食べずに帰ってきてしまいました。それなら、銀座に食べに行くしかない!ワクワクしながら店舗に向かいました。

1階はカウンターのみ、2階にはカウンターとテーブル席があります。おすすめは断然2階席!まるでカフェのような、はちみつ色の可愛い内装です。2階のカウンター席は、窓に面しているので、行きかう人や車を眺めながらゆっくりと食事ができます。

昭和30年代からの伝統の味を守っている「ビーフ黒カリー」を注文しました。蜂の家のカレーは、基本的にはカレーとご飯のみで、お好みで様々なトッピングが用意されています。ランチタイム(11:00~14:00)は、プラス140円で黒カレーにゆで卵とサラダを付けることができてお買い得。辛さの調節やライスやカレーの量も増やせるので、自分好みにカスタマイズもできますよ。

筆者は初めてなので、「普通」の辛さにしました。見た目は黒くて、辛そうに見えますが、口に含むと辛すぎず、甘すぎずの「ちょうどよい辛さ」です。印象的なのは、スパイスの風味。複雑に絡み合ったスパイスの芳醇な香りと余韻が素晴らしいです。これは家庭では出せない味。とはいえ、インドのカレーではなく、なじみのある「日本のカレー」なので食べやすい!とろみのあるルーが、固めに炊いた白米と相性抜群です。オーナーが「この味に惹かれた」というのも頷けます。

佐世保の名店の味を銀座で楽しめるなんて、嬉しいです!

【蜂の家(はちのや)】
住所:東京都中央区銀座4-13-11
電話:03-3547-0810
営業時間:平日 11:00~20:00(19:30 L.O.)
土日祝 11:00~16:00(15:30 L.O)
定休日:不定休

ライター/子連れ旅行アドバイザー(東京都中央区)

東京都在住、2児の母。旅行業界に23年間勤務。仕事も趣味も「旅行」。育休中から、「子連れ旅行」にハマる。コロナ禍で、地元・東京の魅力を再発見。子供と一緒に、グルメ、買い物、イベントなど、「東京観光」を楽しんでいる。好きな地域は、お台場、日本橋。Facebookにて、子連れ旅行情報を発信中。Instagramでは、自身の子連れ旅行写真を投稿しています。

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