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【大阪/難波】大阪で勝負運を付けるならココに行け!「難波八阪神社」は関西屈指のパワースポット

旅人間はらぺこライター

「な、なんだこれは…」と思わず叫んでしまう神社が大阪にあります。

その迫力はSNSで話題となり、勝負運がつくと受験生やスポーツ選手、また恋愛運を求め、多くの人がパワーをもらいにやって来ます。

ここは大阪、ミナミ難波にある難波八阪神社です。

大阪ミナミの中心「なんば駅」から南西へ徒歩約6分、神社に到着して鳥居の前に立つと、そこには巨大な獅子が顔がみえてきます。

一体これは…?

その詳細を知りたく、本殿西側にある社務所を訪ねて聞いてみました。

<教えてもらった話を簡単にまとめると…>

正確な創建年代は不詳ですが、社伝によると仁徳天皇の御代に難波郷に悪病が流行し、それを治めるために牛頭天王(ごずてんのう)を祀ったのが始まりなんだとか。

牛頭天王とは日本の神仏習合の神と言われ、諸説様々ですが素盞嗚尊と習合し、薬師如来の化身、除疫神として信仰されています。

この神社が創建された頃、ここは「難波下の宮」と称し難波一帯の産土神でした。

そして、後三条天皇の延久(1069年~1073年)の頃から祇園牛頭天王(ごずてんのう)をお祀りする古社として世間に知られていたようです。

その後、明治維新後の神仏分離によって寺は廃絶し郷社となるが、戦災後に氏子崇敬者が神社復興の為に奉賛会を結成し、昭和23年に仮社殿が造営されます。

昭和49年、「どうせなら大阪人がビックリするようなものにしよう」と、古くからこの地では獅子舞が盛んな地域でもあり、魔よけの獅子として巨大な獅子殿をご本殿ともに新しく造営されたという。

そして完成した獅子殿が…

高さ12メートル、幅11メートル、奥行き10メートルの巨大な獅子の口を持つ。そして、そのっ口の中にはご祭神の素盞嗚尊の荒魂を祀り、その口の中は舞台の役目も果たしています。さらに、獅子殿の目はライトで、鼻がスピーカーになっているのだとか。

もう、誰もがビックリです!(笑)

獅子殿の横に堂々と建つの難波八阪神社のご本殿。

ご祭神は素盞嗚尊・奇稲田姫命・八柱御子命です。そしてご神徳は疫病退散・商売繁盛・縁結び・農耕殖産などご利益あります。

絵馬への願掛けは必勝祈願が多い。

獅子殿が描かれたお守り。

「勝ち」「合格」「就職」「商売繁盛」「縁結び」が目に留まります。

万民の苦難を飲み込むとされる大きな口。

正面に立って見上げていると、邪気や迷いが吹っ飛んでいきそうな強さを感じます。大阪に来たら、絶対に参拝したいパワースポットです。

難波八阪神社
住所:大阪市浪速区元町2-9-19
電話:06-6641-1149
公式ホームページ
※詳細は公式ホームページでご確認下さい。
取材協力:難波八阪神社

はらぺこライター

アメリカや東南アジア、インドなどへの一人旅、タイの首長族の村に泊まった体験談など2005年から始めたブログをキッカケに旅行サイトから声がかかる。トラベルjpでは新人賞、年間アクセス1位賞、SNSで拡散されたソーシャル賞を受賞。またグルメサイトで連載、吉本興業の公式ライターなどを経て現在に至る。 当Yahoo!ニュース エキスパートでは主観的な目線で旅やグルメをテーマに記事を書いている。

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