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【石切参道】本物の味!大正時代から続く数少ない手作り煎餅

旅人間

はらぺこライター

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はらぺこライターの旅人間です。今回は他ではあまり食べられない「昔ながらの煎餅」を紹介しましょう。これが本当に美味しいんです。

私の中では、全てのお菓子の中で5本の指に入れたいほどお気に入り。

ここは大阪府東大阪市の石切参道です。

石切参道と言えば、古くから「いしきりさん」と親しまれている石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)の参道で、病気平癒のご利益が高いことで知られている場所。

石切劔箭神社から坂道の参道を歩き始めると、スグに千両や石切と書かれた瓢箪型と大判型の煎餅が目に飛び込んできます。

ここは大正3年から続く「紅梅焼 太田屋」と言うお店。

生地を練るのも、焼くのも全て手作業。

1枚1枚丁寧に作っている日本でも数少ない店の一つです。

その工程を少し見せてもらうと…

1枚の煎餅が焼き上がるまで、とんでもなく時間がかかっているのが分かります。

昔からの作り方そのまま、今に引き継いでいます。

それは材料も同じ、使っているのは小麦粉と砂糖のみ。保存料など余計なモノは入っていません。そう、添加物なしの煎餅です。

「食べるものは材料が大事。良いもの使うと、それだけ良い味になる」と大田さん。シンプルなものほど奥深い。これが美味しさの秘訣なのでしょう。

「煎餅なので日持ちはするけど、置いておくと硬くなる」とも。美味しく食べるなら、早めに食べるのがおすすめです。

って言うか…

購入して、その場で食べるのが一番美味しい。

この紅梅焼は、長方形の薄焼きがお手頃です。

黄金色に焼きあがった煎餅は、パリッと固く、口の中で優しい甘さが広がります。素朴な味はどこか懐かしく、ジワッと溶け込む味わいです。

1つ目より、2つ目。いや…、2つ目より、3つ目の方が美味しいかも。と食べれば食べるほど好きになる魅力的な味が楽しめます。

参道土産として縁起のいい千成り瓢箪型「石切」と大判型「千両」も人気です。

こちらの方が分厚いですが、味は同じ。

店主の大田さんにお話を聞くと…

この店が開業したのが大正3年の祖父の代。ちょうど近鉄奈良線が開業し、初めて電気が通った年なんだとか。

そして、その当時からのやり方、味はそのまま。

しかし戦時中、金属類が回収され、創業当時の機材の多く無くなってしまったという。そんな中で「これだけは」と守られた包丁と金型は今も大切に使われています。

無添加で手作りの煎餅は子供に食べさせたいと遠方から買いに来る人も多く、昼過ぎには完売してしまう事もあります。だから、午前中に来た方が確実でしょう。

店主の大田さんは、見た目は頑固一徹な職人さんっぽいけど、話すととっても優しい方。そしてカメラを向けると必ず下を向くシャイな方。

いつまでも元気で、この石切参道の名物店として頑張って欲しいと思います。石切参道に来たら、絶対に買いたい煎餅。本当に美味しく、おすすめです。

<店舗情報>
紅梅焼 太田屋
住所:大阪府東大阪市東石切町1-5-26
電話番号:072-981-4424
営業時間:9:30~16:00(売り切れ次第終了)
定休日:9日、19日、29日(土日祝除く)
地図(外部リンク)
取材協力:太田屋さま

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