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【京都/宮津市】老舗の洋食屋さんで夜ランチ! ここは大正時代から続く水夫たちの欧州料理店だった

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は京都府宮津市から食レポです。

宮津市と言えば、海の京都、日本三景として知られる天橋立で知られる場所、グルメと言えば海の幸が頭に浮かびます。

他に名物と言えば「宮津カレー焼きそば」ですね。

例えば、観光で宮津市に来た場合…

昼に海鮮丼などお腹いっぱい食べてしまうと夜は違うモノを食べたくなり、麺類の気分でなく、居酒屋系も運転があるし…。

そんな場合、宮津市の夜はどこで食べたら良いのでしょうか?

今回は欧風料理 精養軒に来てみました。

この店は、大正時代から続く洋風レストランです。

宮津駅から徒歩7分、宮津市役所から3分ほど、宮津市の中心地に位置し、湊町の外国船に乗る水夫たちのために本格的な欧州向け料理として開業したのが始まりだとか。

お店に入ると、歴史を感じる重厚な赴きがある一方、庶民的な雰囲気もたっぷり。地元の方でほぼ満席状態でした。

さて、メニューを見ると、昼夜関係なく注文できるボリューム満点のランチが目に飛び込んで来ます。ガッツリ食べられそう。

老舗の洋食屋さんの魅力って、その一つに「ソース」があげられます。創業の頃から続く味を受け継いだデミグラスソースは魅力ですよね。

この精養軒では、素材だけでなく、ソース、マヨネーズなど全て手作り。

そして、少しの変遷はあるものの創業時の味わいが受け継がれています。ここがチェーン店との大きな違いでしょう。

注文したのは、Cランチ。

有頭エビフライ、ハンバーグ、チキンソテー、ポークカツなど…。

大きな皿にサラダも含め重なり合うように盛られ、まるで ”大人のお子様ランチ” って感じです。目の前に到着すると、思わず笑顔がこぼれます。

お世辞にもお洒落とは言えないが、やっぱりワンプレートって良いですね。

最初に、チキンソテーから食べてみると、ほのかなカレー風味で驚くほどに柔らかい。そしてデミグラスソースのハンバーグ、このソースの共演がジワッと心に残ります。

昔ながらの懐かしい味わいを感じる手作り感、どこか高級感あるけど、そうとも言えない庶民的な要素が混じっているのもスパイスの一つ。

旅先ではご当地料理を食べたくなりますが、その土地で古くから愛され続けている ”洋食屋さん巡り” もまた魅力的なのです。

欧風料理 精養軒
住所:京都府宮津市字島崎2021-1
電話番号:0772-22-2426
営業時間:11:00~14:00/16:00~19:00
定休日:木曜定休(祝祭日は営業する場合あり)
公式ホームページ(外部リンク)
地図(外部リンク)

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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