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【岐阜県羽島市】これぞ究極の小倉トースト!「陽湖星ひこぼし」で絶品モーニング

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。

今回は岐阜県羽島市から驚きのモーニングを紹介しましょう。甘いモノ好きがこの店を知るとスグにでも羽島市へ行きたくなるかも…。そんなお店です。

この店の名は「陽湖星ひこぼし」

住所は羽島市の竹鼻町、ここはかつて羽柴秀吉による水攻めがあったと伝わる竹ヶ鼻城のあったとされるトコロ。

城の正確な位置は特定されていないそうですが、同店のスグ近くには竹ヶ鼻城跡の碑と羽島市歴史民俗資料館があり、この一帯は水攻めで水没していたのかも…?

そんな戦国ロマンを感じさせてくれる場所でもあります。

甘味処「陽湖星ひこぼし」でモーニング

さて、この「陽湖星ひこぼし」というお店、この店は友人から教えてもらった店でスイーツ好きの間ではけっこう有名なんだとか。

その中でも「小倉トーストの小倉極め盛り」という豪快なメニューがあるという。

早速、注文してみました。

そう、これが噂の…!

「(A)小倉set(800円)」にトースト1枚追加、小倉増し増し、要するに「小倉トーストの小倉極め盛り」です。スゴイ…。

この店は、喫茶店ではなく甘味処ですが…。

岐阜県羽島市は、喫茶店モーニングが楽しめる店が沢山あるそうな。ちなみに、この羽島市にはモーニングサービスの元祖説があるって知っていましたか?この話はウィキペディア(フリーの多言語インターネット百科事典)にも書かれています。

一般的には、喫茶店モーニングは愛知県一宮市が発祥として知られています。これも諸説さまざま。一宮市と同じく、羽島市の喫茶店モーニング巡りも楽しそうです。

それにしても…このボリューム。

豪快な小倉トーストに、ベーコンエッグ付き。

「朝からここまで食べきれない」と思いながらも、甘い小倉餡とベーコンの塩味のバランスが絶妙に良く、交互に食べると思わず笑みがこぼれます。

しかし、なぜここまで豪快な小倉餡に?

想像を超える小倉トースト、「なぜここまで?」と気になり店主にお話を聞いてみると、そこには衝撃的なドラマがありました。

コロナになり、お客さんが来なくなり、もう限界かなと…

もともとホテルのパテシエだった店主、独立して店を持った矢先にコロナが。そして非常事態宣言や行動制限の日々。「小豆(あずき)を沢山買ってるし、このまま腐らせるのも…」と半ば諦め、店を閉じる覚悟で大盤振る舞いしたという。

「腐らせるくらいなら、最後に美味しく食べてもらおう」と…。それが餡子(あんこ)たっぷりの小倉トーストです。

そのインパクトはSNSで話題になり、テレビでも紹介され、そして今やスイーツ好きな人から注目を浴びる店の仲間入りに。

ホント、人生何が起きるか分かりませんね。「美味しく食べて欲しい」その純粋な気持ちが広く伝わったのでしょう。

機会があれば、ぜひ「小倉トーストの小倉極め盛り」にトライしてみて下さい。

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陽湖星ひこぼし
住所:岐阜県羽島市竹鼻町2551-1
電話番号:090-6496-5021
営業時間:8時〜19時
定休日:月曜・火曜
(2023年7月から金曜が定休日、月火は営業に)
※詳しくは公式Instagramでご確認下さい。
駐車場:あり
公式Instagram(外部リンク)
地図(外部リンク)

はらぺこライター

アメリカや東南アジア、インドなどへの一人旅、タイの首長族の村に泊まった体験談など2005年から始めたブログをキッカケに旅行サイトから声がかかる。トラベルjpでは新人賞、年間アクセス1位賞、SNSで拡散されたソーシャル賞を受賞。またグルメサイトで連載、吉本興業の公式ライターなどを経て現在に至る。 当Yahoo!ニュース エキスパートでは主観的な目線で旅やグルメをテーマに記事を書いている。

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