はらぺこライターの旅人間です。今回は和歌山県岩出市から食レポです。

和歌山と言えば、ご当地ラーメンを世に広めた「和歌山ラーメン」が有名ですね。名の知れた人気店は和歌山市内に集中していますが、郊外にも魅力的な店は数多くあります。

例えば、国道24号線沿いにある「中華そば丸田屋」は岩出市に本店を構え、老舗の「井出商店」で修業した店主が営むお店。名店の味を受け継ぐ同店の味は評判で、現在は和歌山市内に2店舗、白浜にも1店舗、計4店舗もあるという。

和歌山の「中華そば」に関しては、評価は人によって様々、有名な「井出商店」の味に対しても賛否あるようです。もちろん味の好みは人それぞれ、色々な声があるのは当然ですが、奇を狙ったインパクトを想像するとガッカリするのかも…。

和歌山の中華そばは、素朴な味わいの中に奥深さを感じる昔ながらのラーメンなのです。

その特徴として、テーブルには「はや寿司（鯖寿司）」や「ゆで卵」が置いてあり、セルフで食べて自己申告制でお会計をします。

中華そばが到着する前に食べる派、中華そばと一緒に食べる派…ここは分かれるようですが、基本的に寿司と中華そばの相性は抜群なのです。

さて、中華そばがやって来ました。

同店のスープは豚骨醤油、コッテリしているけど後に残らないアッサリ感がある味わいが特徴です。これは私の個人的な感想ですが「井出商店」に比べると、よりアッサリ、そしてクセがなく食べやすい。その一方で物足りないと感じる方もあるかもしれません…。

味の意見は分かれるでしょう。だからこそ、食べ歩きがお面白い。例えば、「井出商店」「丸田屋」をセットで行ってみるのも楽しいかもしれませんね。

和歌山ラーメンと言っても、アッサリ、コッテリと色々あります。口当たりの良い同店は食べやすく、お洒落で雰囲気も良い。また駐車場も広いので、ファミリーやカップルで利用する時にもおすすめです。

ここは食べ歩きの候補の一つに入れておいて良いのかも。