はらぺこライターの旅人間です。今回は東大阪市にある記念日に利用したいおすすめの隠れ家的レストランを紹介しましょう！

ジブリの世界に迷い込んだような雰囲気の中で、昔ながらの洋食が楽しめる異国情緒ある古民家風レストランです。

大阪城から車で10分ほど東へ、高井田駅と深江橋駅の中間地点に位置する中央大通沿い、まるで森の中で遭遇したようなヨーロッパ調の古民家がある。蔦が絡まった外壁、そして入口の庭には馬車の車輪や薪、壺などが置かれている。

この独特の雰囲気のお店こそRestaurant Chez Noix （レストラン シェノワ）だ。大通り沿いとは言え、阪神高速の出入り口の脇道に位置しているため、あまり目立たないが、知る人ぞ知る名店である。

扉を開けて店内に入ると、あっと驚く光景が続く。それは玄関ホールは3階まで見通せる吹き抜けで、まるで時空を飛び越えたようなアンティークな家具やインテリア、小道具に囲まれているからだ。

ギシィ～ギシィ～と音が出そうな階段を歩いて２階、３階へと進む。途中で視線をずらせば、吹き抜けを中心にテーブル席や秘密の小部屋のような空間が目に入る。どの席も雰囲気が良い。

クリスマスディナーや結婚記念日、誕生日のお祝いなど、大切な人と一緒に時間を過ごすなら間違いはないだろう。ムードは抜群だ。

極めつけは毎週土曜日のディナータイムは生演奏のBGM付き。例えば、第1土曜日は「宮下ママレード＆herマトリョシカBOYS」の演奏、主に戦前のジャズソング等を演奏しているオールドミュージックを愛するノスタルジック楽団だそう。

私が利用した日は、まさにその時だった。このレストランの雰囲気に溶け込むような歌声と演奏…。ついつい引き込まれてしまった。素晴らしかった！

※歌声などは「宮下ママレードさんのinstagram（外部リンク）」を参考下さい。

さて、料理は本格的な洋食が楽しめる。

例えば、今回はサラダからスープ、ブリオッシュパン、メイン料理、ミニケーキ＆珈琲という流れで注文した。

この店の特徴を語るうえで、外してはいけないのが、バターを練り込んだ大きなブリオッシュパンだろう。ふわふわで満足度の高い同店の名物の一つ。

ディナーの場合は、ほぼセットで注文するとおもうが、その時に「断固としてライス派」というのでなければブリオッシュパンがおすすめだ。

こちらは「黒毛和牛バラ肉のビーフシチュー」。和牛バラ肉をデミグラスソースで８時間ゆっくりと煮込んだという。口の中で蕩けるような柔らかさとコク深い味わいは本当にお見事。まさに価値ある一品と言えよう。

そして、「なおかつ大きなハンバーグ」にチーズをトッピング。お肉の旨みは言うまでもないが、デミグラスソースも絶妙です。ブリオッシュパンとの相性もよく、メニュー名の通りボリュームも申し分ない。

そして、食後のケーキは、ベイクドチーズケーキ、クリームブリュレ、ガトーショコラから選べる。

最高の雰囲気の中、美味しい料理が楽しめる隠れ家のようなレストラン。カジュアルな空気感の中、心地よい音楽が流れ、テンポよく料理が運ばれる。週末などは満席状態で、各席で談笑する声が店内に重なるムードなどもジブリの世界観にピッタリではないだろうか。知ってて絶対に損しない店！そう断言したくなる。

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